小説– tag –
-
井上靖『遠い海』感想とあらすじ|「思慕」VS「嫉妬」が織りなす会話劇。やがて心がじんわりする四角関係
こんにちは。最近暑くなってきましたが、エアコンをつける/つけないの踏ん切りがつかないまま、「まずは」何がまずはか知らないけれど扇風機を出した右脳迷子(@unoumaigo)です。素直につければいいのにね。 20冊目『遠い海』井上靖 今回は明治の文豪、... -
有島武郎『或る女』感想|妖艶で魔性。早月葉子の激情の人生に心奪われる純文学の大傑作
17冊目『或る女』有島武郎(おすすめ本4冊目) こんにちは。書店に入るとトイレに行きたくなる派の右脳迷子(@unoumaigo)です。 今回は、twitterフォロワーのかしわもち@読書垢さん(@443434book)にご紹介いただいた1冊。 有島武郎さんの『或る女』をご... -
川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』感想|繊細で儚い光。不器用で真摯な大人の恋愛小説
13冊目『すべて真夜中の恋人たち』川上未映子(おすすめ本3冊目) こんにちは。目頭を押さえながら目薬をさすとべらぼうに染み渡る事を知って、毎日がちょっと楽しくなった右脳迷子(@unoumaigo)です。 今回は、twitterフォロワーのあまめさん(@amain_y... -
江戸川乱歩『パノラマ島綺譚』感想|狂気の結実と崩壊。芸術に生きる男の背筋も凍る怪奇小説。ドラマ「あなたの番です」に秘められた伏線も。
現在話題のドラマ「あなたの番です」の伏線とも取れる本作。こちらについても最後に言及しています。 11冊目『パノラマ島綺譚』江戸川乱歩 こんにちは。布団に圧殺されながら気絶するように眠るのが大好きな右脳迷子(@unoumaigo)です。 今回は江戸川乱歩... -
澤村伊智『ぼぎわんが、来る』感想|迫りくる怪異に戦慄。注目の本格ノンストップホラー
6冊目『ぼぎわんが、来る』澤村伊智 こんにちは。右脳迷子(@unoumaigo)です。 今回は新進気鋭のホラー作家、澤村伊智さんのデビュー作『ぼぎわんが、来る』。 寒い季節をより凍てつかせる。でも読みだしたら止まらない、本格ホラー小説です。 小説なの... -
三島由紀夫『金閣寺』感想|圧倒的表現と鬱屈した幻想哲学に酔う日本文学
5冊目『金閣寺』三島由紀夫(おすすめ本2冊目) 今回は、twitterフォロワーのつちのーし@読書垢さん(@bookordead)にご紹介いただいた1冊。 私にとって、初・三島由紀夫でした。日本文学の代表選手でもある氏の名著、『金閣寺』。期待を遥かに超える美... -
百年文庫『灯』感想|本との出会いを演出する素敵な短編集
2冊目 百年文庫『灯』夏目漱石・ラフカディオ・ハーン・正岡子規(おすすめ本1冊目) こんにちは。右脳迷子(@unoumaigo)です。 今回は、twitterフォロワーのお試しさん(@jBKz8HfDw5DcBe4)にご紹介いただいた1冊。 100冊出ているポプラ社の「百年文庫...
12