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教養・自分磨き
岡本太郎『自分の中に孤独を抱け』感想・名言|無限の視野をひらく巨匠の至言
50冊目『自分の中に孤独を抱け』岡本太郎 岡本太郎『自分の中に毒を持て あなたは“常識人間”を捨てられるか』三部作の三作目、最終章。 仕事、恋愛、勉強、人生、健康…あらゆる悩みに体当たりしてくれる巨匠・岡本太郎の熱い一冊です。ぜひ、三部作揃えて... -
教養・自分磨き
岡本太郎『自分の運命に楯を突け』感想・名言集|悩んだら迷わず太郎の声を聞け!人生の激励書
49冊目『自分の運命に楯を突け』岡本太郎 岡本太郎『自分の中に毒を持て あなたは“常識人間”を捨てられるか』三部作の二作目。 ゼロから読んだ場合、そりゃあ『毒を持て』の衝撃にはかないませんが、前著にも負けず劣らずパワーをくれる一冊でした。 熱く... -
ミステリ・ホラー
安部公房『箱男』考察ネタバレ|「箱=匿名性」に囚われた人間の欲望と罠の不条理世界を読み解く
48冊目『箱男』安部公房 箱男とは、結局一体何なのか。「箱」という世界の境界線を媒介して行われる「見る/見られる」「匿名/実在」「主観/客観」「欲望/冷めた目」の罠・言葉の迷宮…安部公房氏による超一級の不条理小説。 今回、記事を書くために再読... -
ミステリ・ホラー
井上真偽『ベーシックインカム』ネタバレ無し感想|必読。これはミステリの皮を被った21世紀の道徳の教科書だ
45冊目『ベーシックインカム』井上真偽 舞台は近未来。体感的には2030年位。もしかしたらもっと早いかも。 技術の進歩した世界で起こる、5つの謎。というSFミステリ短編集ですが、個人的には本書がこの時代に刊行されたことには、一つの超重要な意義があ... -
おすすめ本
【2019年のおすすめ本】ランキング ベスト10『ビジネス書編』自分を高める系の本が多めでした
2019年の完全主観ベスト本ランキング10を発表します。 今回は『ビジネス書編』。私が2019年に読んだ中から、新旧織り交ぜていきます。 【1位:高橋弘樹『1秒でつかむ 「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術』】 超人気番組『家、つい... -
おすすめ本
【2019年のおすすめ本】ランキング ベスト10『既刊編』三島由紀夫多め。ネタバレ無しで言いたい放題
2019年の個人的ベスト本ランキング10冊をご紹介します。 今回は「既刊編」。古き良き名作が多めに登場することとなりました。 【1位:三島由紀夫『金閣寺』】 言わずとしれた三島由紀夫の名著。その良さは語り尽くせぬほど。 twitter経由でとあるフォロワ... -
ミステリ・ホラー
芦田愛菜『まなの本棚』感想と本リスト(おうち読書にも)|芦田愛菜の頭脳を我が子にコピペする!人生前半戦の必読書を完全網羅
43冊目『まなの本棚』芦田愛菜 この本は、現代の才女・芦田愛菜さんの教養、頭脳を我が子にコピーさせ、それなりに幸せな人生を送ってもらうための必携バイブルです。 本書で紹介されている本のリストとともに、この現代の怪作・オーパーツである『まなの... -
ミステリ・ホラー
辻村深月『凍りのくじら』感想・登場ひみつ道具で振り返る|全大人が子どもに戻る「心の迷宮」冒険記
41冊目『凍りのくじら』辻村深月(おすすめ本7冊目) 人間の「心」を冒険する。永遠のドラえもん世代が共感する物語。 twitterでゆかこ堂書店(@yukakodo_shoten)さんにお薦めいただきました。ありがとうございました!そして見渡せば、本作のファンの方... -
ミステリ・ホラー
村田沙耶香『生命式』感想・ネタバレ・破壊する概念リスト|価値観、常識、倫理観、世界観を丸飲みして溶かし尽くす衝撃的短編集
注意!ネタバレあり! 途中から、本作のネタバレがあります。ネタバレが始まる所でまた合図しますので、未読の方はご注意下さい! 38冊目『生命式』村田沙耶香 生きること。死ぬこと。食べること。繁殖すること。 倫理。道徳。臓器。道具。感情。美徳。性... -
文学・小説
梶井基次郎『檸檬』20の短編全あらすじレビュー|死と闇に徹底的に向き合った夭逝の天才作家
32冊目『檸檬』梶井基次郎 明治の文豪シリーズ。31歳で亡くなった天才・梶井基次郎さんが、なんと24歳の時に世に放った傑作「檸檬」をはじめとする20編を収めた短編集。読めば読むほどにその才能が惜しまれる素晴らしい書。 時に鬱屈し、時に開放的になる... -
教養・自分磨き
『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』感想とまとめ|やさしい気持ちで正しく世界を見るための10の本能と習慣。愛に溢れた一冊
こんにちは。ダイエット宣言直後の開幕担々麺(排骨つき)で、早速軽くパニック状態の右脳迷子(@unoumaigo)です。うまいもんはうまい。 24冊目『FACTFULNESS』ハンス・ロスリング 今回は、世界100万部超!話題のビジネス書『FACTFULNESS』をご紹介します... -
文学・小説
遠藤周作『海と毒薬』感想とあらすじ|日本人の「心の弱さ」と「集合体としての罪の意識の不在」を描く、《イヤノンフィクション》
23冊目『海と毒薬』遠藤周作 今回は明治の文豪シリーズ。遠藤周作の代表作の一つ『海と毒薬』をご紹介します。 『海と毒薬』遠藤周作 文庫: 208ページ 出版社: 新潮社; 改版 (1960/7/15) 【】 日本人なら誰でも分かるであろう「空気に流されてしまう」行動... -
文学・小説
有島武郎『或る女』感想|妖艶で魔性。早月葉子の激情の人生に心奪われる純文学の大傑作
17冊目『或る女』有島武郎(おすすめ本4冊目) こんにちは。書店に入るとトイレに行きたくなる派の右脳迷子(@unoumaigo)です。 今回は、twitterフォロワーのかしわもち@読書垢さん(@443434book)にご紹介いただいた1冊。 有島武郎さんの『或る女』をご... -
文学・小説
川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』感想|繊細で儚い光。不器用で真摯な大人の恋愛小説
13冊目『すべて真夜中の恋人たち』川上未映子(おすすめ本3冊目) こんにちは。目頭を押さえながら目薬をさすとべらぼうに染み渡る事を知って、毎日がちょっと楽しくなったうまいごす(@umaigos)です。 今回は、twitterフォロワーのあまめさん(@amain_y... -
教養・自分磨き
岡本太郎『自分の中に毒を持て』感想・名言|現代人の心を燃やす圧倒的バイブル
12冊目『自分の中に毒を持て』岡本太郎 今回は日本を代表する芸術家、岡本太郎さんによる『自分の中に毒を持て』をご紹介します。 力強い言葉が連発する類稀れな名著です。 本書は三部作の一作目です。二作目『自分の運命に楯を突け』の感想・名言まとめ記... -
ミステリ・ホラー
江戸川乱歩『パノラマ島綺譚』感想|狂気の結実と崩壊。芸術に生きる男の背筋も凍る怪奇小説。ドラマ「あなたの番です」に秘められた伏線も。
現在話題のドラマ「あなたの番です」の伏線とも取れる本作。こちらについても最後に言及しています。 11冊目『パノラマ島綺譚』江戸川乱歩 こんにちは。布団に圧殺されながら気絶するように眠るのが大好きな右脳迷子(@unoumaigo)です。 今回は江戸川乱歩... -
教養・自分磨き
福田和也『世界の名著見るだけノート』感想|忙しいビジネスマンでも華麗に知ったかできる名著ナビ
10冊目『世界の名著見るだけノート』福田和也 こんにちは。右脳迷子(@unoumaigo)です。 寒かったり暑かったり、鼻出たり出なかったり。右脳も左脳も迷子になっている今日このごろです(困惑)。 今回は、福田和也さん監修『世界の名著見るだけノート』を... -
文学・小説
三島由紀夫『金閣寺』感想|圧倒的表現と鬱屈した幻想哲学に酔う日本文学
5冊目『金閣寺』三島由紀夫(おすすめ本2冊目) 今回は、twitterフォロワーのつちのーし@読書垢さん(@bookordead)にご紹介いただいた1冊。 私にとって、初・三島由紀夫でした。日本文学の代表選手でもある氏の名著、『金閣寺』。期待を遥かに超える美...
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