文学・小説– category –
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文学・小説
〈ガチ採点②〉青山美智子『リカバリー・カバヒコ』|2024年本屋大賞ノミネート作品全部読んでネタバレなしで紹介!
青山美智子『リカバリー・カバヒコ』をネタバレ無し、6つの指標でガチ採点! 自分が書店員なら、こうやって本屋大賞ノミネート作品を売りたい! 「本屋大戦2024」!! 2024年本屋大賞のノミネート10作品を一作ずつ読み、忖度なしで、できるだけ客観的に採... -
文学・小説
〈ガチ採点①〉川上未映子『黄色い家』|2024年本屋大賞ノミネート作品全部読んでネタバレなしで紹介!
川上未映子『黄色い家』をネタバレ無し、6つの指標でガチ採点! 自分が書店員なら、こうやって本屋大賞ノミネート作品を売りたい! 「本屋大戦2024」!! 2024年本屋大賞のノミネート10作品を一作ずつ読み、忖度なしで、できるだけ客観的に採点していきま... -
ミステリ・ホラー
《全582作品》日本の奇書&怪作ランキング 一覧で紹介&解説【新日本三大奇書総選挙】
…………ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン………………。 とくればアレですよね。そうです!上地雄輔『ミツバチ』ですね! ブーン ブンシャカ ブブンブーン! 行き先 イケメン ハイビスカス!!! 否!!!!! 奇書です!! 奇書の秋です!!! ※正... -
文学・小説
道尾秀介『いけない』(後半ネタバレあり)写真の意味の考察・真相、あらすじ・感想|最後の1ページで物語が一変する体験型ミステリ第1弾。
道尾秀介『いけない』(いけない1) 各章の最後に提示される「1枚の写真」で、物語が一変する…という「意味がわかると怖い話」に写真を組み込んだ、王様のブランチを始め様々なメディアで紹介されて話題を読んだ画期的な〈体験型ミステリ〉第1弾。その... -
文学・小説
道尾秀介『いけないⅡ』(後半ネタバレあり)写真の意味の考察・真相、あらすじ・感想|最後の1ページで物語が一変する体験型ミステリ第2弾。
道尾秀介『いけないⅡ』(『いけない2』) 各章の最後に示された「1枚の写真」で、物語が一変する…という「意味がわかると怖い話」に写真を組み込んだ、前作も大きく話題を読んだ画期的な〈体験型ミステリ〉第二弾。今回も悪意に満ちた仕掛けが、読み手を... -
文学・小説
相沢沙呼『invert II 覗き窓の死角』反転、再び。城塚翡翠の涙の理由を追え!シリーズ第三作目も大満足の倒叙ミステリ|あらすじ・感想(ネタバレなし)
相沢沙呼『invert II 覗き窓の死角』 日本テレビ系2022年10月連続ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』放送決定!雑誌『アフタヌーン』で2022年11月『medium 霊媒探偵 城塚翡翠』コミカライズ開始! メディアミックスが止まらない大人気翡翠ちゃんの正統シリーズ... -
文学・小説
相沢沙呼『invert 城塚翡翠倒叙集』すべてが、反転。安心して翡翠ちゃんの魅力に溺れられるシリーズ第ニ作目も油断は禁物|あらすじ・感想(ネタバレなし)
相沢沙呼『invert 城塚翡翠倒叙集』 すべてが、反転。 あなたは探偵の推理を推理することができますか? ミステリランキング5冠を達成した前作『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の正統な続編となる本作。タイトルにもある通り、今回は最初からわかっている倒叙... -
文学・小説
相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』すべてが、伏線。貴方の性癖をジャッジする、城塚翡翠シリーズ第一作|あらすじ・感想(ネタバレなし)
相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』 すべてが、伏線。「何を言ってもネタバレになってしまいます…」でおなじみの超人気特殊設定ミステリ。絶対、ネタバレせずに読みたい作品の一つです。とっても面白いですよ!ということで、ネタバレは抜きであらすじ・... -
文学・小説
夕木春央『方舟』この衝撃は一生もの。絶対ネタバレせず読みたい、極限状況での地獄の謎解き本格ミステリ|感想(ネタバレなし)
夕木春央『方舟』 凄まじい。とんでもない本を読んでしまった。 これは絶対にネタバレしてはいけない。 でも、今すぐ誰かと語り合いたい!ヤバい!興奮が収まらない!神経が昂ぶって眠れない…! そんなときめく一冊と出会ってしまったので、久々に布教した... -
文学・小説
森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』が起こした3つの化学反応|感想・あらすじ
『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦(森見本全冊レビュー、4冊目) 『四畳半神話大系』とならび、森見作品の出世作であり代表作。諸君、異論があるか。あればことごとく却下だ。これから読む人のために、ネタバレなしでご紹介します。 『夜は短し歩けよ乙女... -
文学・小説
森見登美彦『きつねのはなし』感想とあらすじ|涼しく不気味な古都の夜。日本人で良かったとしみじみ思える怪談・奇譚集
『きつねのはなし』森見登美彦(森見本全冊レビュー、3冊目) しんみりと心に不気味な影を落とす奇譚集。こんな作風もできるのか、と森見登美彦氏の才能の奥深さにハッとさせられる作品です。これから読む人のために、ネタバレなしでご紹介します。 『き... -
文学・小説
森見登美彦『四畳半神話大系』解説・感想|傑作。腐れ大学生路線続投で確立した「愛される」森見文学
『四畳半神話大系』森見登美彦(森見本全冊レビュー、2冊目) デビュー作の『太陽の塔』でやり切ったかに見えた「腐れ大学生」路線の作品を2作品目も投入。しかしこれが傑作にして、時を超えて愛される森見文学の地位を確立した記念碑的作品。2010年には... -
文学・小説
森見登美彦『太陽の塔』感想と解説|デビュー作にして森見妄想青春文学の完成品
『太陽の塔』森見登美彦(森見本全冊レビュー、1冊目) 第15回日本ファンタジーノベル大賞受賞(受賞時タイトル『太陽の塔/ピレネーの城』)。 デビュー作にして、森見文学宇宙の特異点かつビッグバン。恋に不自由な腐れ大学生たちのグツグツ煮えたぎる... -
文学・小説
【82の密な本リストを公開】こんな時代だからこそ、GOTO読書でLet’s密!
【GOTO読書!本でLet's密!密な本を集めよう】 それは2020年の夏休みに入った時のことだった。世間では相変わらず新型コロナウイルスが猛威をふるい、密を避けてあらゆる行動の自粛が余儀なくされていた… しかぁし!本でなら、三密、四密当たり前! 密室、... -
文学・小説
【厳選77冊】54人の読書好きが擦り切れるほど読んだ再読本
【「再読カフェ」へようこそ。】 読めば読むほど味が出る。何回読んでも発見がある。保存用にもう一冊…… 世の中に本は無限にあるのに、他にも読みたい本があるのに、定期的に読み返してしまう…… 愛すべき「再読本」。 この度、#再読カフェ のタグでTwitter... -
文学・小説
2020年に読んで良かったおすすめ小説ベスト10(ネタバレなし)
2020年に読んだ小説の個人的ランキング、ベスト10冊をご紹介します。ネタバレなし。何かの参考になれば幸いです。 2020年にようやく三大奇書(『ドグラ・マグラ』『黒死館殺人事件』『虚無への供物』を読み終えた事が大きかったです。あと伊坂幸太郎作品を... -
文学・小説
村田沙耶香『丸の内魔法少女ミラクリーナ』あらすじ・感想|5段階の興奮を味わえる、村田世界の入門書
51冊目『丸の内魔法少女ミラクリーナ』村田沙耶香 男としては、表紙の可愛さ、キラキラさに手に取ることを一瞬ためらいそうになりつつも、信頼の村田沙耶香さんの最新刊ということで迷わずレジへ。 読んでみて実感。これは、人にオススメ(布教)したくな... -
文学・小説
安部公房『箱男』考察ネタバレ|「箱=匿名性」に囚われた人間の欲望と罠の不条理世界を読み解く
48冊目『箱男』安部公房 箱男とは、結局一体何なのか。「箱」という世界の境界線を媒介して行われる「見る/見られる」「匿名/実在」「主観/客観」「欲望/冷めた目」の罠・言葉の迷宮…安部公房氏による超一級の不条理小説。 今回、記事を書くために再読... -
文学・小説
真下みこと『#柚莉愛とかくれんぼ』感想|悪意のSNS炎上・地下アイドルの受難
46冊目『#柚莉愛とかくれんぼ』真下みこと 「現役女子大生作家、衝撃デビュー!第61回メフィスト賞受賞作」表紙も目立つし気になり即ジャケ買い。 現代の地下アイドルが立たされている苦境と、炎上、情報の拡散と人間の悪意がリアリティを持って描かれたSN... -
文学・小説
井上真偽『ベーシックインカム』ネタバレ無し感想|必読。これはミステリの皮を被った21世紀の道徳の教科書だ
45冊目『ベーシックインカム』井上真偽 舞台は近未来。体感的には2030年位。もしかしたらもっと早いかも。 技術の進歩した世界で起こる、5つの謎。というSFミステリ短編集ですが、個人的には本書がこの時代に刊行されたことには、一つの超重要な意義があ...