【注目作品】夕木春央『方舟』をネタバレなしで全力で布教するページを見てみる

夕木春央『方舟』この衝撃は一生もの。絶対ネタバレせず読みたい、極限状況での地獄の謎解き本格ミステリ|感想(ネタバレなし)

夕木春央『方舟』

凄まじい。とんでもない本を読んでしまった。

これは絶対にネタバレしてはいけない。

でも、今すぐ誰かと語り合いたい!ヤバい!興奮が収まらない!神経が昂ぶって眠れない…!

そんなときめく一冊と出会ってしまったので、久々に布教したい興奮を押さえきれず感想記事を投稿します。

あらすじと帯の情報以外は一切ネタバレしませんのでご安心ください。その代わり、ぜひこの記事を読んだら今すぐ書店に走ってくださいね!!図書館も可!!

『方舟』夕木春央
304ページ
講談社(2022/9/8)

著:夕木春央
¥1,672 (2022/09/27 21:24時点 | Amazon調べ)
目次

夕木春央『方舟』のあらすじ

目次すら載せないでおきます。買ってからのお楽しみということで。

9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か?
大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。そんな矢先に殺人が起こった。だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。

講談社BOOKS倶楽部より

時間制限のある極限状態での殺人事件…

あらすじだけでもワクワクが止まらない!

手にとって武者震いが止まらない!

読み始めてページをめくる手が止まらない!

読み終えて…衝撃、絶句、放心!!

この本に会えて良かったー!!

となる一冊です。感覚的にはR15指定位です。子どもにはおすすめできません。大人が愉しむトラウマミステリ。

夕木春央『方舟』読了時ツイート

フォロワーさんのツイートでたまたま知った夕木春央『方舟』

私が本書を知ったのは、発売直後にTwitterでフォロワーさんのとても気になる感想ツイートを見かけたことがきっかけです。

情報が溢れる前に「体験」して欲しい作品だとーっっ!!
こりゃあいち早く、読まねば…!!!

発売日は2022/9/8。
Twitterで知ったのは2022/9/9。
購入したのは2022/9/11。
読み終えたのは2022/9/12。

作品を知ってから、読み終えるまで3日間でした!

ズボラな私にしてはなかなかの行動力で読み終えることができました。

結果、そりゃもう最高でした。

豪華作家陣から激賞・絶賛の嵐!夕木春央『方舟』

Twitterで知ったのは前述の通りですが、本作とても豪華な面々から激賞の嵐なんですよね。

帯には有栖川有栖さん、法月綸太郎さん、竹本健治さん、秋吉理香子さん、今村昌弘さん…を始め15名。

ちょっと引くくらいの褒められっぷり。

むしろ、大丈夫か…?と疑ってしまうほどに。

一部をご紹介します。

極限状況での謎解きを楽しんだ読者に、驚きの〈真相〉が襲いかかる。

有栖川有栖

本格ミステリが生き残るための《たったひとつの冴えたやりかた》がここにある。

法月綸太郎

「ソリッド・シチュエーション」と「カルネアデスの舟板」と「なぜ殺したのか(ホワイ・ダニット)」の精妙巧緻な融合。この書を手に取る者に至福の呪いあれ。

竹本健治

まさに「論理のアクロバット」。これはいいクローズドサークルだ。

今村昌弘

「謎解き」も「極限状況」も、ぼくらの器を量るための試練なのだ。注がれる水は冷たくて、どうも赤いようである。

青崎有吾
豪華面々による推薦文の帯(オモテ)
豪華面々による推薦文帯(ウラ)

夕木春央さんは、2019年「絞首商会の後継人」で第60回メフィスト賞を受賞して、同年改稿改題した『絞首商會』で小説家デビューした、新進気鋭のミステリ作家。

『方舟』はまだ3作目。それでこんなに実力作家が集って推薦文を提供しているなんて!

これ、持ち上げられすぎてるんじゃない?何かウラが?

…と、うがった俺の頭蓋をひと想いに撃ち抜いてくれ。

何作目だからどう、とかは無いんですよね。

良い作品には、やはりちゃんとした評価が付いてくる。

偉大な先輩方の言葉にウソはありませんでした。読後に帯を見ると、皆しっかり読み終えてるんだなとわかります(当たり前だけど)。

夕木春央『方舟』の感想

とにかく凄い。ある種淡々としたクールな文体で進む物語ですが、そこは極限状況。とても雰囲気にマッチしています。1ページ目から惹き込まれる。そしてプロローグ。否応なしに期待感が高まる。息を呑んだまま第一章へ。冷たい空気の中、パズルのピースは点々と置かれ始める。貪るように一気にラストまで読み進める。

読後感は…

清々しいほどの虚無。

どうしようもなく、虚無りました。

だいぶ読みやすいのと、登場人物が奇をてらっていないある意味普通の人達なのでかなり感情移入しながら読んでいたので、人によってはトラウマになるレベル。虚無度高すぎでしょコレ。

あぁぁぁぁぁぁ、ネタバレを気にせず読んだ人と語り合いたい!!!!

…と思わずにはいられない。本格ミステリ最高!!!!

私も、切にこの作品は情報が溢れる前に味わってもらいたいな。そう思う傑作です。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

『方舟』夕木春央
304ページ
講談社(2022/9/8)

著:夕木春央
¥1,672 (2022/09/27 21:24時点 | Amazon調べ)

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