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【作家編・104人】176人の読書好きが「#名刺代わりの小説10選」で選んだ傑作本ランキングベスト100

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目次

第36位(10票)…1名がランクイン

36位です。「#名刺代わりの小説10選」のツイートで10回登場した、キリ番ゲットの運まで味方した豪腕&盛運作家。なんと、対象は1名のみ!これもまた運の力のなせる技でしょうか。

森博嗣(もり ひろし)

1957年愛知県生れ。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞して作家デビュー。『冷たい密室と博士たち』『有限と微小のパン』などの『犀川・萌絵シリーズ』(全10冊)で圧倒的な人気を得ている。『黒猫の三角』『スカイ・クロラ』『森博嗣のミステリィ工作室』『森博嗣の浮遊研究室』『相田家のグッドバイ』『科学的とはどういう意味か』など著書多数。

●ツイッターでおすすめされた本は『すべてがFになる』(6票)、『スカイ・クロラ』(1票)、『喜嶋先生の静かな世界』(1票)、『血か、死か、無か?』(1票)、『彼女は一人で歩くのか?』(1票)でした。

第32位(11票)…4名がランクイン

32位です。「#名刺代わりの小説10選」のツイートで11回登場した、ハイパワー四天王作家。4名です。

村上龍(むらかみ りゅう)
日本の小説家、映画監督、脚本家。血液型はO型。 長崎県佐世保市出身。武蔵野美術大学在学中の1976年、麻薬とセックスに溺れる自堕落な若者たちを描いた『限りなく透明に近いブルー』で群像新人文学賞、及び芥川龍之介賞を受賞。ヒッピー文化の影響を強く受けた作家として、村上春樹と共に時代を代表する作家と目される。

●ツイッターでおすすめされた本は『69』(3票)、『五分後の世界』(2票)、『限りなく透明に近いブルー』(2票)、『コインロッカーベイビーズ』(1票)、『トパーズ』(1票)、『ヒュウガ・ウイルス』(1票)、『半島を出よ』(1票)でした。

著:村上 龍
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著:龍, 村上
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著:村上 龍
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村田沙耶香(むらた さやか)
1979(昭和54)年千葉県生れ。玉川大学文学部芸術文化学科卒。2003(平成15)年「授乳」で群像新人文学賞(小説部門・優秀作)受賞。2009年『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、2013年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島賞、2016年「コンビニ人間」で芥川賞受賞。著書に『マウス』『星が吸う水』『ハコブネ』『タダイマトビラ』『殺人出産』『消滅世界』などがある。

●ツイッターでおすすめされた本は『コンビニ人間』(4票)、『殺人出産』(4票)、『消滅世界』(3票)でした。

著:村田 沙耶香
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著:村田沙耶香
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中村文則(なかむら ふみのり)
1977(昭和52)年、愛知県生れ。福島大学卒業。2002(平成14)年、「銃」で新潮新人賞を受賞してデビュー。2004年、「遮光」で野間文芸新人賞、2005年、「土の中の子供」で芥川賞、2010年、『掏摸(スリ)』で大江健三郎賞を受賞。同作の英語版『The Thief』はウォール・ストリート・ジャーナル紙で「Best Fiction of 2012」の10作品に選ばれた。2014年、日本人で初めて米文学賞「David L. Goodis 賞」を受賞。他の著作に『悪意の手記』『最後の命』『何もかも憂鬱な夜に』『世界の果て』『悪と仮面のルール』『王国』『迷宮』『惑いの森』『去年の冬、きみと別れ』『A』『教団X』がある。

●ツイッターでおすすめされた本は『何もかも憂鬱な夜に』(2票)、『教団X』(2票)、『土の中の子供』(2票)、『掏摸』(2票)、『あなたが消えた夜に』(1票)、『悪と仮面のルール』(1票)、『銃』(1票)でした。

集英社
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著:中村文則
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著:文則, 中村
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筒井康隆(つつい やすたか)
1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。1997年、パゾリーニ賞受賞。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。2002年、紫綬褒章受章。2010年、菊池寛賞受賞。2017年、『モナドの領域』で毎日芸術賞を受賞。他に『家族八景』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』『アホの壁』『現代語裏辞典』『聖痕』『世界はゴ冗談』など著書多数。

●ツイッターでおすすめされた本は『旅のラゴス』(3票)、『笑うな』(3票)、『おれの血は他人の血』(1票)、『パプリカ』(1票)、『モナドの領域』(1票)、『最後の喫煙者』(1票)、『薬菜飯店』(1票)でした。

著:筒井康隆
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著:筒井康隆
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第27位(12票)…5名がランクイン

いよいよ終わりも見え始めた27位です。「#名刺代わりの小説10選」のツイートで12回登場。言葉繰りの作家陣五人囃子。5名です。

遠藤周作(えんどう しゅうさく)
(1923-1996)東京生まれ。幼年期を旧満州大連で過ごす。神戸に帰国後、12歳でカトリックの洗礼を受ける。慶応大学仏文科卒。フランス留学を経て1955年「白い人」で芥川賞を受賞。結核を患い何度も手術を受けながらも、旺盛な執筆活動を続けた。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア作品や歴史小説、戯曲、映画脚本、〈狐狸庵もの〉と称されるエッセイなど作品世界は多岐にわたる。『海と毒薬』(新潮社文学賞/毎日出版文化賞)『わたしが・棄てた・女』『沈黙』(谷崎潤一郎賞)『死海のほとり』『イエスの生涯』『キリストの誕生』(読売文学賞)『侍』(野間文芸賞)『女の一生』『スキャンダル』『深い河(ディープ・リバー)』(毎日芸術賞)『夫婦の一日』等。1995年には文化勲章を受章した。

●ツイッターでおすすめされた本は『沈黙』(5票)、『海と毒薬』(3票)、『真昼の悪魔』(2票)、『ぐうたら人間学』(1票)、『侍』(1票)でした。

著:遠藤周作
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著:遠藤 周作, イラスト:駒井 哲郎
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著:遠藤周作
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吉本ばなな(よしもと ばなな)
1964(昭和39)年、東京生れ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。1987年『キッチン』で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。1988年『ムーンライト・シャドウ』で泉鏡花文学賞、1989(平成元)年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、『TUGUMI』で山本周五郎賞、1995年『アムリタ』で紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアでスカンノ賞、フェンディッシメ文学賞〈Under35〉、マスケラダルジェント賞、カプリ賞を受賞。近著に『吹上奇譚 第一話 ミミとこだち』『切なくそして幸せな、タピオカの夢』がある。noteにて配信中のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」をまとめた単行本も発売中。

●ツイッターでおすすめされた本は『キッチン』(9票)、『TUGUMI』(1票)、『アナザーワールド 王国その4』(1票)、『白河夜船』(1票)でした。

著:吉本ばなな
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司馬遼太郎(しば りょうたろう)
(1923-1996)大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。1993(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観”とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、1971年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

●ツイッターでおすすめされた本は『坂の上の雲』(3票)、『竜馬がゆく』(3票)、『関ヶ原』(2票)、『国盗り物語』(2票)、『燃えよ剣』(2票)でした。

著:司馬遼太郎
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重松清(しげまつ きよし)
1963(昭和38)年、岡山県生れ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。1991(平成3)年『ビフォア・ラン』でデビュー。1999年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、同年『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001年『ビタミンF』で直木賞、2010年『十字架』で吉川英治文学賞、2014年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞。現代の家族を描くことを大きなテーマとし、話題作を次々に発表している。著書は他に、『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『きみの友だち』『カシオペアの丘で』『青い鳥』『くちぶえ番長』『せんせい。』『とんび』『ステップ』『かあちゃん』『きみ去りしのち』『あすなろ三三七拍子』『ポニーテール』『空より高く』『また次の春へ』『赤ヘル1975』『一人っ子同盟』『たんぽぽ団地のひみつ』など多数。

●ツイッターでおすすめされた本は『きみの友だち』(4票)、『疾走』(2票)、『流星ワゴン』(2票)、『その日のまえに』(1票)、『とんび』(1票)、『ビタミンF』(1票)、『青い鳥』(1票)でした。

著:重松 清
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著:重松 清
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二宮敦人(にのみや あつと)
1985(昭和60)年東京都生れ。一橋大学経済学部卒業。2009(平成21)年に『!』(アルファポリス)でデビュー。ユニークな着眼と発想、周到な取材に支えられた数々の小説を世に送り出し人気を博す。『郵便配達人 花木瞳子が顧り見る』、『占い処・陽仙堂の統計科学』、『一番線に謎が到着します』、『廃校の博物館 Dr.片倉の生物学入門』『最後の医者は桜を見上げて君を想う』など著書多数。『最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―』が初めてのノンフィクション作品となる。

●ツイッターでおすすめされた本は『最後の医者は桜を見上げて君を想う』(3票)、『!』(1票)、『18禁日記』(1票)、『カネナルリラ』(1票)、『クルイタイ』(1票)、『ドールハウスの人々』(1票)、『最悪彼氏』(1票)、『最後の秘境東京藝大』(1票)、『四段式狂気』(1票)、『小指物語』(1票)でした。

著:二宮敦人, イラスト:syo5
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第25位(13票)…2名がランクイン

続いて25位です。「#名刺代わりの小説10選」のツイートで13回登場。上位君臨でも納得の人気作家陣。対象は2名です。

森絵都(もり えと)
1968年東京都生まれ。早稲田大学卒。91年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。同作品で椋鳩十児童文学賞を受賞。『宇宙のみなしご』 で野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を、『アーモンド入りチョコレートのワルツ』で路傍の石文学賞を、『カラフル』で産経児童出版文 化賞を、『つきのふね』で野間児童文芸賞を、『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞を受賞。2006年『風に舞いあがるビニールシート』で第135回直 木賞を受賞した。

●ツイッターでおすすめされた本は『カラフル』(4票)、『永遠の出口』(3票)、『DIVE!!』(2票)、『風に舞いあがるビニールシート』(2票)、『みかづき』(1票)、『ラン』(1票)でした。

著:森 絵都
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著:森 絵都
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KADOKAWA
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著:森 絵都
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百田尚樹(ひゃくた なおき)
1956(昭和31)年、大阪市生れ。同志社大学中退。放送作家として「探偵!ナイトスクープ」等の番組構成を手掛ける。2006(平成18)年『永遠の0』で作家デビュー。他の著書に『海賊とよばれた男』(第10回本屋大賞受賞)『モンスター』『影法師』『大放言』『フォルトゥナの瞳』『鋼のメンタル』『幻庵』『戦争と平和』などがある。

●ツイッターでおすすめされた本は『永遠の0』(7票)、『カエルの楽園』(2票)、『海賊とよばれた男』(2票)、『モンスター』(1票)、『夢を売る男』(1票)でした。

著:百田尚樹
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第22位(14票)…3名がランクイン

そろそろ終わると思うと、少しさみしい気もしますが22位です。「#名刺代わりの小説10選」のツイートで14回登場。圧倒的人気を誇る文学三羽烏。3名です。

京極夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年生まれ。北海道小樽市出身。
世界妖怪協会、全日本妖怪推進委員会改めお化け友の会・代表代行。
古典遊戯研究会紙舞会員。お化け大學校・水木しげる学部教授。
1994年「姑獲鳥の夏」で衝撃的なデビューを飾る。1996年「魍魎の匣」で第49回日本推理作家協会賞長編部門、1997年「嗤う伊右衛門」で第25回泉鏡花賞、2003年「覘き小平次」で第16回山本周五郎賞、2004年「後巷説百物語」で第130回直木賞を受賞。2011年 「西巷説百物語」で第24回柴田錬三郎賞受賞。2016年 遠野文化賞受賞。

●ツイッターでおすすめされた本は『魍魎の匣』(6票)、『姑獲鳥の夏』(4票)、『どすこい。』(1票)、『厭な小説』(1票)、『鬼談』(1票)、『邪魅の雫』(1票)でした。

講談社
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住野よる(すみの よる)
高校時代より執筆活動を開始。デビュー作『君の膵臓をたべたい』がベストセラーとなり、2016年の本屋大賞第2位にランクイン。他の著書に『また、同じ夢を見ていた』『よるのばけもの』。趣味は音楽鑑賞。

●ツイッターでおすすめされた本は『君の膵臓をたべたい』(5票)、『また、同じ夢を見ていた』(4票)、『よるのばけもの』(2票)、『青くて痛くて脆い』(2票)、『か「」く「」し「」ご「」と「』(1票)でした。

著:住野よる
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著:住野 よる
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道尾秀介(みちお しゅうすけ)
1975年東京生まれ。04年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、デビュー。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞、10年には『龍神の雨』で大藪春彦賞、『光媒の花』で山本周五郎賞を受賞。『向日葵の咲かない夏』は、オリコン調べによる“09年度で最も売れた本”となる。最近では、月9ドラマ『月の恋人~Moon Lovers~』(CX系)の原作を書いたことでも話題に。

●ツイッターでおすすめされた本は『向日葵の咲かない夏』(7票)、『カラスの親指』(1票)、『花と流れ星』(1票)、『鏡の花』(1票)、『月と蟹』(1票)、『光媒の花』(1票)、『水の柩』(1票)、『透明カメレオン』(1票)でした。

著:道尾秀介
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第21位(15票)…1名がランクイン

第21位は1名。「#名刺代わりの小説10選」のツイートで15回登場した、しりとりで「み」の時5人に一人はサッと答えられそうな著名作家さんです。

宮部みゆき(みやべ みゆき)
1960年生まれ。東京都出身。東京都立墨田川高校卒業。
法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。
1992年 「龍は眠る」で第45回日本推理作家協会賞長編部門、 同年「本所深川ふしぎ草紙」で第13回吉川英治文学新人賞。1993年 「火車」で第6回山本周五郎賞。1997年 「蒲生邸事件」で第18回日本SF大賞。1999年 「理由」で第120回直木賞。2001年 「模倣犯」で毎日出版文化賞特別賞、第5回司馬遼太郎賞 、 第52回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門をそれぞれ受賞。2007年 「名もなき毒」で第41回吉川英治文学賞受賞。2008年 英訳版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Award 受賞

●ツイッターでおすすめされた本は『ICO』(2票)、『ソロモンの偽証』(2票)、『火車』(2票)、『模倣犯』(2票)、『R.P.G』(1票)、『レベル7』(1票)、『英雄の書』(1票)、『蒲生邸事件』(1票)、『小暮写眞館』(1票)、『長い長い殺人』(1票)、『理由』(1票)でした。

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第20位(16票)…1名がランクイン

第20位も1名です。「#名刺代わりの小説10選」のツイートで16回登場。西の魔女も東の魔女もなぎ倒す、強烈な魅力を持つあの作家さんです。

梨木香歩(なしき かほ)
1959年生れ。著書に『西の魔女が死んだ』『裏庭』『丹生都比売(におつひめ)』『エンジェル エンジェル エンジェル』『りかさん』『からくりからくさ』『家守奇譚』『村田エフェンディ滞土録』『沼地のある森を抜けて』『f植物園の巣穴』『春になったら莓を摘みに』『ぐるりのこと』『水辺にて』等がある。

●ツイッターでおすすめされた本は『西の魔女が死んだ』(9票)、『家守綺譚』(4票)、『からくりからくさ』(1票)、『沼地のある森を抜けて』(1票)、『村田エフェンディ滞土録』(1票)でした。

著:梨木香歩
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著:梨木香歩
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第18位(17票)…2名がランクイン

第18位。「#名刺代わりの小説10選」のツイートで17回登場。泣く子も黙る鬼才作家、2名です。

ドストエフスキー
(1821-1881)19世紀ロシア文学を代表する世界的巨匠。父はモスクワの慈善病院の医師。1846年の処女作『貧しき人びと』が絶賛を受けるが、1849年、空想的社会主義に関係して逮捕され、シベリアに流刑。この時持病の癲癇が悪化した。出獄すると『死の家の記録』等で復帰。1861年の農奴解放前後の過渡的矛盾の只中にあって、鋭い直観で時代状況の本質を捉え、『地下室の手記』を皮切りに『罪と罰』『白痴』『悪霊』『未成年』『カラマーゾフの兄弟』等、「現代の予言書」とまでよばれた文学を創造した。

●ツイッターでおすすめされた本は『カラマーゾフの兄弟』(10票)、『罪と罰』(3票)、『悪霊』(1票)、『地下室の手記』(1票)、『白痴』(1票)、『白夜』(1票)でした。

著:ドストエフスキー, 翻訳:原 卓也
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著:ドストエフスキー, 翻訳:工藤 精一郎
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貴志祐介(きし ゆうすけ)
1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒業。1996年、日本ホラー小説大賞長編賞佳作を受賞した「ISOLA」が『十三番目の人格ISOLA』と改題後、刊行される。1997年『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞。2005年『硝子のハンマー』で第58回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞。2008年『新世界より』で日本SF大賞、2010年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。他の著書に『クリムゾンの迷宮』、『青の炎』、『鍵のかかった部屋』、『雀蜂』などがある。

●ツイッターでおすすめされた本は『黒い家』(6票)、『新世界より』(6票)、『悪の教典』(3票)、『青の炎』(1票)、『天使の囀り』(1票)でした。

著:貴志 祐介
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第16位(18票)…2名がランクイン

第16位。「#名刺代わりの小説10選」のツイートで18回登場。ここまで来ると、176人の読書通の1割以上がその名を挙げた、死角ゼロの超人気作家陣。2名です。

原田マハ(はらだ まは)
1962(昭和37)年、東京都小平市生まれ。関西学院大学文学部日本文学科および早稲田大学第二文学部美術史科卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事を経て、森ビル森美術館設立準備室在籍時、ニューヨーク近代美術館に派遣され同館にて勤務。その後2005(平成17)年『カフーを待ちわびて』で日本ラブストーリー大賞を受賞しデビュー。2012年に発表したアートミステリ『楽園のカンヴァス』は山本周五郎賞、R-40本屋さん大賞、TBS系「王様のブランチ」BOOKアワードなどを受賞、ベストセラーに。2016年『暗幕のゲルニカ』がR-40本屋さん大賞、2017年『リーチ先生』が新田次郎文学賞を受賞。その他の作品に『本日は、お日柄もよく』『ジヴェルニーの食卓』『デトロイト美術館の奇跡』『太陽の棘』『サロメ』『たゆたえども沈まず』『モダン』などがある。

●ツイッターでおすすめされた本は『楽園のカンヴァス』(6票)、『本日は、お日柄もよく』(5票)、『たゆたえども沈まず』(2票)、『キネマの神様』(1票)、『暗幕のゲルニカ』(1票)、『生きるぼくら』(1票)、『独立記念日』(1票)、『翼をください』(1票)でした。

著:原田 マハ
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著:原田マハ
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三浦しをん(みうら しをん)
1976年、東京生まれ。2000年、『格闘する者に○』でデビュー。以後、『月魚』『秘密の花園』『私が語りはじめた彼は』『むかしのはなし』など、小 説を次々に発表。2006年、『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。他に、小説に『風が強く吹いている』『仏果を得ず』『光』『神去なあなあ日常』な ど、エッセイに『あやつられ文楽鑑賞』『悶絶スパイラル』『ビロウな話で恐縮です日記』などがある。

●ツイッターでおすすめされた本は『舟を編む』(11票)、『風が強く吹いている』(3票)、『愛なき世界』(2票)、『まほろ駅前多田便利軒』(1票)、『月魚』(1票)でした。

著:三浦 しをん
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第15位(21票)…1名がランクイン

第15位です。ここで一気に票数が伸びます。「#名刺代わりの小説10選」のツイートで21回登場。全年齢層から支持される、新時代のリーダー的存在。あの作家さんです!

米澤穂信(よねざわ ほのぶ)
1978(昭和53)年岐阜県生れ。2001(平成13)年、『氷菓』で角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞しデビュー。2011年、『折れた竜骨』で日本推理作家協会賞を受賞。2014年『満願』で山本周五郎賞を受賞。同作は、「このミステリーがすごい!」「ミステリが読みたい!」「週刊文春ミステリーベスト10」の国内部門ランキングにて1位に輝き、史上初の三冠を達成する。他著に『ボトルネック』『儚い羊たちの祝宴』『リカーシブル』『さよなら妖精』『犬はどこだ』『インシテミル』『追想五断章』『王とサーカス』『いまさら翼といわれても』などがある。

●ツイッターでおすすめされた本は『氷菓』(8票)、『儚い羊たちの祝宴』(5票)、『王とサーカス』(3票)、『インシテミル』(1票)、『クドリャフカの順番』(1票)、『真実の10メートル手前』(1票)、『折れた竜骨』(1票)、『追想五断章』(1票)でした。

著:米澤 穂信, イラスト:上杉 久代, 写真:清水 厚
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著:米澤 穂信
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著:米澤 穂信
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第13位(22票)…2名がランクイン

第13位は2名です。「#名刺代わりの小説10選」のツイートで22回登場。前回の作品編で注目を浴びた、あの作家さんが登場します!

伊藤計劃(いとう けいかく)
日本のSF作家。早稲田大学第二文学部、武蔵野美術大学美術学部映像科卒。 2007年に、『虐殺器官』で作家デビューしてからわずか2年ほどで早逝したが、その処女作はゼロ年代日本SFのベストに挙げられている。 漫画家の篠房六郎と糸杉柾宏は大学時代からの後輩・先輩にあたる。

●ツイッターでおすすめされた本は『ハーモニー』(14票)、『虐殺器官』(6票)、『The Indifference Engine』(2票)でした。

著:伊藤計劃, イラスト:redjuice
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著:伊藤 計劃
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著:伊藤計劃
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小川洋子(おがわ ようこ)
1962(昭和37)年、岡山県生れ。早稲田大学第一文学部卒。
1988年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。1991(平成3)年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。主な著書に『やさしい訴え』『ホテル・アイリス』『沈黙博物館』『アンネ・フランクの記憶』『薬指の標本』『夜明けの縁をさ迷う人々』『猫を抱いて象と泳ぐ』等。2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞を受賞。『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、2006年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞受賞。翻訳された作品も多く、海外での評価も高い。

●ツイッターでおすすめされた本は『博士の愛した数式』(12票)、『猫を抱いて象と泳ぐ』(3票)、『密やかな結晶』(3票)、『薬指の標本』(2票)、『人質の朗読会』(1票)、『不時着する流星たち』(1票)でした。

著:小川洋子
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著:小川 洋子
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著:小川洋子
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第12位(23票)…1名がランクイン

第12位は1名。「#名刺代わりの小説10選」のツイートで23回登場。デビューから注目を集め続ける超実力作家さんです。

湊かなえ(みなと かなえ)
1973年広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年、第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選、07年、第35回創作ラジオドラマ大賞受賞。同じ年、第29回小説推理新人賞を「聖職者」で受賞。
08年、「聖職者」を第一章に、その後の顛末までを描いた長篇小説『告白』を刊行。同作が2008年週刊文春ミステリーベスト10第1位、第6回本屋大賞を受賞する。「告白」は2010年6月、松たか子主演で映画公開。著作:告白(2008年8月 双葉社 / 2010年4月 双葉文庫)、少女(2009年1月 早川書房)、贖罪(2009年6月 東京創元社)、Nのために(2010年1月 東京創元社)、夜行観覧車(2010年6月 双葉社)、白ゆき姫殺人事件(2012年7月 集英社)

●ツイッターでおすすめされた本は『告白』(11票)、『贖罪』(3票)、『リバース』(3票)、『花の鎖』(2票)、『少女』(2票)、『母性』(2票)でした。

著:湊かなえ
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著:湊かなえ
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著:湊 かなえ
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いよいよ次ページでベスト10の発表です!

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