〈ガチ採点①〉川上未映子『黄色い家』|2024年本屋大賞ノミネート作品全部読んでネタバレなしで紹介!ページを見る

【作家編・104人】176人の読書好きが「#名刺代わりの小説10選」で選んだ傑作本ランキングベスト100

〈※本記事のリンクには広告を含みます〉

目次

第74位(5票)…11名がランクイン

74位です。「#名刺代わりの小説10選」のツイートで5度登場した、押さえておくべき作家陣、11名です。

実は岩手県出身なので、宮沢賢治がここにランクインしたことをちょっと誇りに思っちゃいました(キリッ)。

J.K.ローリング
1965年生まれ。乳飲み子を抱え、生活保護を受けながら書いた『ハリー・ポッターと賢者の石』は、2007年7月にシリーズ全七巻が完結した。作品は数々の賞に輝き、2000年には英国女王からO.B.E.勲章を授与された。

●ツイッターでおすすめされた本は『ハリーポッター(シリーズ)』(3票)、『ハリーポッターとアズカバンの囚人』(1票)、『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』(1票)でした。

ヘミングウェイ
アメリカ合衆国出身の小説家・詩人。ヘミングウェイによって創作された独特で、シンプルな文体は、冒険的な生活や一般的なイメージとともに、20世紀の文学界と人々のライフスタイルに多大な影響を与えた。

●ツイッターでおすすめされた本は『老人と海』(4票)、『日はまた昇る』(1票)でした。

新潮社
¥572 (2024/10/30 17:02時点 | Amazon調べ)

モーム
イギリスの小説家、劇作家。 フランス、パリ生まれ。10歳で孤児となり、イギリスに渡る。医師になり第一次大戦では軍医、諜報部員として従軍した。1919年に『月と六ペンス』で注目され、人気作家となった。平明な文体と物語り展開の妙で、最良の意味での通俗作家として名を成した。

●ツイッターでおすすめされた本は『月と六ペンス』(2票)、『人間の絆』(2票)、『英国諜報員アシェンデン』(1票)でした。

著:サマセット モーム, 原名:Maugham,William Somerset, 翻訳:瑞人, 金原
¥781 (2024/10/30 17:02時点 | Amazon調べ)
著:サマセット・モーム
¥1,100 (2024/10/19 15:38時点 | Amazon調べ)

吉田修一(よしだ しゅういち)
1968年9月14日、長崎県生まれ。法政大学経営学部卒。
1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞。同作が第117回芥川賞候補となる。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で第127回芥川賞を立て続けに受賞し、文壇の話題をさらう。2007年『悪人』で大佛次郎賞と毎日出版文化賞を受賞した。

●ツイッターでおすすめされた本は『横道世之介』(2票)、『怒り』(2票)、『悪人』(1票)でした。

著:吉田 修一
¥770 (2024/10/30 17:02時点 | Amazon調べ)
著:吉田修一
¥647 (2024/11/14 14:23時点 | Amazon調べ)

宮沢賢治(みやざわ けんじ)
(1896-1933)明治29年、岩手県花巻生れ。盛岡高等農林学校卒。
富商の長男。日蓮宗徒。1921(大正10)年から5年間、花巻農学校教諭。中学時代からの山野跋渉が、彼の文学の礎となった。教え子との交流を通じ岩手県農民の現実を知り、羅須地人協会を設立、農業技術指導、レコードコンサートの開催など、農民の生活向上をめざし粉骨砕身するが、理想かなわぬまま過労で肺結核が悪化、最後の5年は病床で、作品の創作や改稿を行った。生前刊行されたのは、詩集『春と修羅』童話集『注文の多い料理店』(1924)のみ。

●ツイッターでおすすめされた本は『グスコーブドリの伝記』『セロ弾きのゴーシュ』『銀河鉄道の夜』『土神と狐』『よだかの星』(すべて1票)でした。

宮木あや子(みやぎ あやこ)
1976(昭和51)年、神奈川県生れ。2006(平成18)年『花宵道中』で「女による女のためのR-18文学賞」大賞と読者賞を同時受賞しデビュー。趣味は着道楽と海外旅行。他の著書に『雨の塔』『白蝶花』『群青』『泥(こひ)ぞつもりて』『セレモニー黒真珠』『野良女』『太陽の庭』『春狂い』などがある。

●ツイッターでおすすめされた本は『あまいゆびさき』『官能と少女』『春狂い』『太陽の庭』『白蝶花』(すべて1票)でした。

著:宮木 あや子
¥634 (2024/10/30 17:02時点 | Amazon調べ)

星新一(ほし しんいち)
SF作家(1926—1997)東京生まれ。東京大学農学部卒。1957年に「セキストラ」でデビュー。代表作に新潮文庫『ボッコちゃん』『盗賊会社』、角川文庫『きまぐれロボット』など。日本SF作家クラブの初代会長。1968年に『妄想銀行』および過去の業績により日本推理作家協会賞を受賞。1983年に、目標だったショートショート1001編を達成しました。

●ツイッターでおすすめされた本は『ボッコちゃん』『悪魔のいる天国』『きまぐれロボット』『声の網』『未来いそっぷ』(すべて1票)でした。

著:星 新一
¥616 (2024/11/08 21:48時点 | Amazon調べ)

大江健三郎(おおえ けんざぶろう)
1935年愛媛県生まれ。東京大学仏文科卒。大学在学中の58年、「飼育」で芥川賞受賞。以降、現在まで常に現代文学をリードし続け、『万延元年のフット ボール』(谷崎潤一郎賞)、『洪水はわが魂に及び』(野間文芸賞)、『「雨の木」を聴く女たち』(読売文学賞)、『新しい人よ眼ざめよ』(大佛次郎賞)な ど数多くの賞を受賞、94年にノーベル文学賞を受賞

●ツイッターでおすすめされた本は『死者の奢り・飼育』(2票)、『われらの狂気を生き延びる道を教えよ』(1票)、『見るまえに跳べ』(1票)、『万延元年のフットボール』(1票)でした。

著:大江 健三郎
¥544 (2024/10/30 17:02時点 | Amazon調べ)

中山七里(なかやま しちり)
1961(昭和36)年、岐阜県生れ。『さよならドビュッシー』で『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し2010(平成22)年にデビュー。音楽を題材とした岬洋介シリーズほか、ミステリーを軸に精力的な執筆を続けている。著書に、『贖罪の奏鳴曲』『ヒポクラテスの誓い』『総理にされた男』などがある。

●ツイッターでおすすめされた本は『さよならドビュッシー』(3票)、『総理にされた男』(1票)、『魔女は甦る』(1票)、でした。

著:中山七里
¥556 (2024/10/30 17:02時点 | Amazon調べ)

麻耶雄嵩(まや ゆたか)
1969(昭和44)年、三重県上野市(現・伊賀市)生れ。京都大学工学部卒業。在学中は推理小説研究会に所属。1991(平成3)年に島田荘司氏、綾辻行人氏、法月綸太郎氏の推薦を受けて、『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビュー。2011年、『隻眼の少女』で日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞をダブル受賞。2015年、『さよなら神様』で本格ミステリ大賞を再び受賞。主な著書に『鴉』『木製の王子』『螢』『貴族探偵』『貴族探偵対女探偵』『神様ゲーム』『化石少女』などがある。

●ツイッターでおすすめされた本は『夏と冬の奏鳴曲』(2票)、『メルカトルかく語りき』(1票)、『メルカトルと美袋のための殺人』(1票)、『蛍』(1票)でした。

著:麻耶雄嵩
¥1,397 (2024/11/07 14:01時点 | Amazon調べ)

有栖川有栖(ありすがわ ありす)
1959年、大阪生まれ。1989年、『月光ゲーム』で鮮烈なデビューを飾る。以後、精力的に作品を発表し、2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本 推理作家協会賞を受賞。2008年には『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞した。精緻なロジックを積み重ね、構築した世界そのものをひっくり返 してみせる鮮やかな手腕と、物語性豊かなその作品は、世代を問わず常に読み手を魅了しつづけている

●ツイッターでおすすめされた本は『双頭の悪魔』(2票)、『火村英生シリーズ』(1票)、『鍵の掛かった男』(1票)、『女王国の城』(1票)でした。

著:有栖川 有栖
¥792 (2024/10/30 17:02時点 | Amazon調べ)

第64位(6票)…10名がランクイン

64位です。「#名刺代わりの小説10選」のツイートで6度も登場した、腕利きの作家達、10名です。

どの方々も、その名前だけでブランドになっているような。風格漂う面々です。

サン=テグジュペリ
(1900-1944)名門貴族の子弟としてフランス・リヨンに生れる。海軍兵学校の受験に失敗後、兵役で航空隊に入る。除隊後、航空会社の路線パイロットとなり、多くの冒険を経験。その後様々な形で飛びながら、1929年に処女作『南方郵便機』、以後『夜間飛行』(フェミナ賞)、『人間の土地』(アカデミー・フランセーズ賞)、『戦う操縦士』『星の王子さま』等を発表、行動主義文学の作家として活躍した。第2次大戦時、偵察機の搭乗員として困難な出撃を重ね、1944年コルシカ島の基地を発進したまま帰還せず。

●ツイッターでおすすめされた本は『星の王子さま』(4票)、『人間の土地』(1票)、『夜間飛行』(1票)でした。

著:サン=テグジュペリ, 翻訳:河野万里子
¥475 (2024/10/19 15:38時点 | Amazon調べ)

ジョージ・オーウェル
イギリスの作家、ジャーナリスト。生誕地はイギリス植民地時代のインド。本名はエリック・アーサー・ブレア。エリック・ブレアとも。全体主義的ディストピアの世界を描いた『1984年』の作者で知られる。『1984年』のような世界を描いた監視管理社会を「オーウェリアン」と呼ぶ。

●ツイッターでおすすめされた本は『1984年』(5票)、『動物農場』(1票)でした。

著:ジョージ・オーウェル, 著:高橋 和久, 翻訳:高橋和久
¥495 (2024/10/30 17:02時点 | Amazon調べ)

村山早紀(むらやま さき)
1963年長崎県生まれ、在住。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第四回椋鳩十児童文学賞を受賞。著書に『コンビニたそがれ堂』シリーズ、『カフェかもめ亭』シリーズ、『海馬亭通信』シリーズ、『その本の物語』(上)(下)、『ルリユール』、愛蔵版『コンビニたそがれ堂 セレクション』(以上ポプラ社)、『竜宮ホテル』シリーズ、『花咲家』シリーズ(ともに徳間書店)、『シェーラひめのぼうけん』シリーズ(童心社)、『黄金旋律』(PHP)などがある。

●ツイッターでおすすめされた本は『桜風堂ものがたり』(4票)、『コンビニたそがれ堂』(1票)、『竜宮ホテル』(1票)でした。

著:村山 早紀
¥576 (2024/10/11 17:39時点 | Amazon調べ)

宮本輝(みやもと てる)
1947(昭和22)年、兵庫県神戸市生れ。追手門学院大学文学部卒業。広告代理店勤務等を経て、1977年「泥の河」で太宰治賞を、翌年「螢川」で芥川賞を受賞。その後、結核のため2年ほどの療養生活を送るが、回復後、旺盛な執筆活動をすすめる。『道頓堀川』『錦繍』『青が散る』『流転の海』『優駿』(吉川英治文学賞)『約束の冬』(芸術選奨文部科学大臣賞)『にぎやかな天地』『骸骨ビルの庭』(司馬遼太郎賞)『水のかたち』『田園発 港行き自転車』等著書多数。2010 (平成22)年、紫綬褒章受章。2018年、37年の時を経て「流転の海」シリーズ全九部を完成させた。

●ツイッターでおすすめされた本は『錦繍』(3票)、『青が散る』(2票)、『螢川・泥の河』(1票)、でした。

著:宮本 輝
¥515 (2024/09/08 18:52時点 | Amazon調べ)
著:宮本 輝
¥601 (2024/10/19 15:38時点 | Amazon調べ)

角田光代(かくた みつよ)
1967年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、03年『空間庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞を受賞。著者に『三月の招待状』『森に眠る魚』『くまちゃん』など多数。2010年7月には、毎日新聞の連載『ひそやかな花園』も単行本化された。

●ツイッターでおすすめされた本は『八日目の蝉』(3票)、『対岸の彼女』(2票)、『くまちゃん』(1票)でした。

著:角田光代
¥636 (2024/10/18 22:27時点 | Amazon調べ)
著:角田 光代
¥612 (2024/10/30 17:02時点 | Amazon調べ)

安部公房(あべ こうぼう)
(1924-1993)東京生れ。東京大学医学部卒。1951(昭和26)年「壁」で芥川賞を受賞。1962年に発表した『砂の女』は読売文学賞を受賞したほか、フランスでは最優秀外国文学賞を受賞。その他、戯曲「友達」で谷崎潤一郎賞、『緑色のストッキング』で読売文学賞を受賞するなど、受賞多数。1973年より演劇集団「安部公房スタジオ」を結成、独自の演劇活動でも知られる。海外での評価も極めて高く、1992(平成4)年にはアメリカ芸術科学アカデミー名誉会員に。1993年急性心不全で急逝。

●ツイッターでおすすめされた本は『砂の女』(2票)、『箱男』(2票)、『人魚伝』(1票)、『壁』(1票)でした。

新潮社
¥781 (2024/10/30 17:02時点 | Amazon調べ)
新潮社
¥693 (2024/11/03 17:18時点 | Amazon調べ)

川端康成(かわばた やすなり)
(1899-1972)1899(明治32)年、大阪生れ。東京帝国大学国文学科卒業。
一高時代の1918(大正7)年の秋に初めて伊豆へ旅行、旅芸人の一行と知り合う。以降約10年間毎年、伊豆湯ヶ島湯本館に長期滞在する。菊池寛の了解を得て1921年、第六次「新思潮」を発刊。新感覚派作家として独自の文学を貫いた。1968(昭和43)年ノーベル文学賞受賞。1972年4月16日、逗子の仕事部屋でガス自殺を遂げた。著書に『伊豆の踊子』『雪国』『古都』『山の音』『眠れる美女』など多数。

●ツイッターでおすすめされた本は『雪国』(3票)、『みずうみ』(1票)、『山の音』(1票)、『眠れる美女』(1票)でした。

著:川端康成
¥356 (2024/10/30 17:02時点 | Amazon調べ)

江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)
(1894-1965)本名平井太郎。三重県名張市生れ。早稲田大学政経学部卒。日本における本格推理、ホラー小説の草分け。貿易会社勤務を始め、古本商、新聞記者など様々な職業をへた後、1923(大正12)年雑誌「新青年」に「二銭銅貨」を発表して作家に。主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。1947年探偵作家クラブ(後の日本推理作家協会)の初代会長となり、1954年江戸川乱歩賞を設け、1957年からは雑誌「宝石」の編集にたずさわるなど、新人作家の育成に力をつくした。

●ツイッターでおすすめされた本は『D坂の殺人事件』『押し絵と旅する男』『孤島の鬼』『少年探偵』『人間椅子』『二銭銅貨』(すべて1票)でした。

KADOKAWA
¥660 (2024/10/19 15:38時点 | Amazon調べ)

西尾維新(にしお いしん)
一九八一年生まれ。天才が集められた孤島で起きた密室殺人を描くミステリー『クビキリサイクル』(講談社)で、第23回メフィスト賞を受賞、デビュー。同作に始まる「戯言シリーズ」「〈物語〉シリーズ」「忘却探偵シリーズ」など、著作多数。

●ツイッターでおすすめされた本は『クビキリサイクル』『クビシメロマンチスト』『りぽぐら!』『化物語 上』『化物語 下』『物語シリーズ』(すべて1票)でした。

講談社
¥1,870 (2024/10/18 22:27時点 | Amazon調べ)

ダン・ブラウン
数学者の父と宗教音楽家の母の間に生まれる。アムハースト・カレッジとフィリップス・エクセター・アカデミーを卒業後、後者で英語の教鞭を執るかたわら作家活動を開始。1998年に『Digital Fortress』で文壇デビューを果たす。そして、2003年に発表した第4作目の小説『ダ・ヴィンチ・コード』は全米でロングセールスを記録し、40ヶ国語以上に翻訳されて世界的ベストセラーとなった。同作は2006年に映画化され、製作総指揮も務めた。妻は美術史研究者で画家。

●ツイッターでおすすめされた本は『ダ・ヴィンチ・コード』(2票)、『天使と悪魔』(2票)、『オリジン』(1票)、『ロスト・シンボル』(1票)でした。

KADOKAWA
¥660 (2024/10/19 15:38時点 | Amazon調べ)
著:ダン・ブラウン, 著:越前 敏弥
¥574 (2024/10/30 17:02時点 | Amazon調べ)

次ページは、第54位(7票)です!

1 2 3 4 5

本に関するYouTubeもやっているので、ぜひ御覧ください!

  • 本の事について話すYouTubeやってます。良かったら覗いて行ってくださいね!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次