教養

人生に役立つ正しい本の読み方講座:レベル2「点検読書」~名著『本を読む本』に学ぶ読書術②~

読書をする者として、「正しい本の読み方・読書の技術」を知ることは大切です。これを知り正しく実践すれば、人生は必ず豊かになるでしょう。知らない手はありません。

引き続き、名著『本を読む本』を教科書に、読書術4つのレベルをマスターしていきましょう。

今回はLv2「点検読書」です。

《正しい読書術への道:リンク集》

正しい読書術の概要

Lv1「初級読書」

・Lv2「点検読書」➡今回はコレ!

Lv3「分析読書」

LvMAX「シントピカル読書」

番外編「文学・物語の読み方」

↓この本を教科書にしています!

『本を読む本』J・モーティマー・アドラー
文庫: 266ページ
出版社: 講談社 (1997/10/9)

点検読書の目的

初級読書の目的は「その文が何を述べているのか?」を知ることでした。

 

点検読書の目的はたった一つ。

「この本は、自分にとって、深く読む価値のある本か?」

を調べることです。

品定めをするわけですね。だから、点検読書といいます。

 

○この目的を果たすためにやることは?

1.何について書かれた本なのか?を

2.時間内にできるだけしっかり把握すること

時間にこだわる点が、このレベルの特徴。

 

○把握する内容は大きく3つ!

1.どの様に構成されているか

2.どのような部分に分けられているか

3.どういう種類の本か

この骨子が把握できて内容をざっと理解できれば、もっと突っ込んで読むべき本かどうかはわかりますよね。それをしていきましょう、ということです。

くっ…!自分の今までしてきた読書は、精読していたつもりでも、点検読書のレベルになる気がするぜ…しかし、自分は点検しているつもりじゃない所が余計タチが悪い。なんとレベルの低い読書をしていたことか…!!

そして、点検読書は2つの段階があります。実は一つの技術の両面に過ぎないのですが、初めのうちは分けて取り組むのがよいでしょう。

本屋さんで「どの本買おうかな〜」と立ち読みする時に、この点検読書を自然と発揮できるととても役に立ちそう!

点検読書1:組織的な拾い読み、または下読み

この段階では、全部で6つのポイントに注目しましょう。ただ4まで読めば、だいたいさらに念入りに読むべきかどうかは判断ができるのではないでしょうか。

注目ポイント1:表題や序文を見る

どちらも素早く!がコツ。サブタイトルなど、その本の目的や取り扱う範囲、著者のものの見方などを示すものは特に注意。これで本の主題を把握しよう。

ついでに、心の中の本棚に「どの本と並べるか」もイメージしながら見ましょう。

注目ポイント2:本の構造を知るために目次を調べる

ドライブに出る前、道路地図を見るような感覚で、目次を見渡しましょう。著者は相当な時間をかけて目次を作っています。この情報は、貴重です。

注目ポイント3:索引を調べる

知識を伝える本には大抵ある索引をみて、その本の題目、範囲、引用文献を調べる。重要なことばは、該当ページを2,3箇所開いて実際に読んでみるといいでしょう。

※どのことばが重要かは、すでに目を通した目次や表題からつかんだことをもとに、自分で判断しよう!

注目ポイント4:カバーの謳い文句を読む

著者がここで自分の本の論点をできるだけ正確に記していることも少なくない。この苦心の跡は見逃す手はありません。

注目ポイント5:その本の議論の要と思われるいくつかの章をよく見る

特に全般の内容が漫然とわかるような章の初めや終わりには要約がついていることがあるので、これをよく読みましょう。

注目ポイント6:ところどころ拾い読みしてみる

1〜2パラグラフ、長くても2〜3ページずつ、本全体を拾い読みします。

特に最後の2〜3ページ(「結び」の前の数ページ)は必ず読みましょう。ここに、自分の本の要点や魅力、社会的効果などを要約する誘惑に勝てる著者は、ほとんどいません。

 

この、注目ポイント1〜6のチェックを、数分間〜長くても1時間で行いましょう。

これができると、主に3つのメリットが生まれます。

①:その本を深く読むべきかの判断がつく

②:その本の内容をいつでも参照できて、自分の中の心の棚に一旦収めることができる

③:深く読む時の時間が驚くほど節約できて、理解も深まる

点検読書②:表面読み

どんな難解な本でも、「正しく近づく」ことができれば、挫折したり、読後も得るものがなかった…など、読者を絶望させることは絶対にありません。

正しく近づく方法。それが表面読みです。すなわち、

「とにかく一旦、読み通すことだけを心がける!」

ということです。

最初の段階で、脚注、注解、参考文献、理解できない所、知らない単語や表現…などの「つまずきの種」は一旦無視して、とにかく通読すること!これをやりましょう。

これらの「つまずきの種」を調べることは大事ですが、今じゃない。何事も時機があります。まずは完走する。走り抜けることだけを考えましょう。

「木を見て森を見ない」そんな愚は犯してはなりません。

 

いかがだったでしょうか?

以上が読書LV2「点検読書」の内容でした。

この読み方をマスターするだけでも、知識が効率的に入ってくるようになるでしょう。また点検読書は「自分の時間をいかに効率的に使うか」という、生産性アップのための行動でもあるので、これを習慣化できると、実際の仕事にも良い影響を与えてくれるはず!

さぁ次は、LV3「分析読書」です!

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『本を読む本』J・モーティマー・アドラー
文庫: 266ページ
出版社: 講談社 (1997/10/9)

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