樺沢紫苑『学びを結果に変えるアウトプット大全』感想とまとめ|自分磨きの決定版。どんなレベルの人でもすぐ使える80の方法

こんにちは。結局何味なのかさっぱりわかりませんが、「エナジードリンク味」のグミキャンディ(ハード系ならなおよし)をこよなく愛する右脳迷子(@unoumaigo)です。おすすめのグミあったら、こっそり教えてください!

21冊目『学びを結果に変えるアウトプット大全』樺沢紫苑

今回は精神科医でありベストセラー作家の樺沢紫苑さんによる、ビジネス実用書の2018年を代表するこちらの本をご紹介します。最初に言っておきます。だいぶ使える本です。

『学びを結果に変えるアウトプット大全』樺沢紫苑
単行本(ソフトカバー): 270ページ
出版社: サンクチュアリ出版 (2018/8/3)

『学びを結果に変えるアウトプット大全』の成分表示

『学びを結果に変えるアウトプット大全』の成分表示はこんな感じ。

一つ一つはつながっていますが、それぞれ個別に読んでもタメになるし、何より実用的です。アウトプットって何?という方から、自己成長の習慣が出来上がっている方まで、自分のレベルに合ったアウトプットの手法が必ず見つかる良本です。

著者の樺沢紫苑さんは、精神科医として「世の中の病気が起こる前に根っこから治す予防医療のための情報を発信する」ことを目標に掲げて活動されている方です。だから、行動できない、何をしたらよいかわからない…という入り口の人の悩みも熟知しています。それが本書の読みやすさと取り組みやすさにつながっているのだと思います。

うまいごす

この人はなぜ医者なのに執筆したり、YouTubeをやったりしているのか?と不思議に思っていましたが、まっとうな理由を知ってすごく理解できて、その活動を応援したくなりました。

『学びを結果に変えるアウトプット大全』の内容

本書は、人生における「アウトプット」のやり方を80通り。アウトプットの質を高めるトレーニング方を7通りも網羅している、まさにアウトプット大全です。

では、まず「なぜ、アウトプットが必要なのか?」について説明します。

「アウトプット」はなぜ必要なのか?

・圧倒的に結果を出し続けている人はきまって、インプットよりアウトプットを重視する
・約9割のビジネスマンは、インプット中心の学び方や働き方がをしていて効率が悪い

著者の樺沢紫苑さんは、驚くべきことに以下のアウトプットを実践しています。

  • メルマガ、毎日発行 13年
  • Facebook、毎日更新 8年
  • YouTube、毎日更新 5年
  • 毎日3時間以上の執筆 11年
  • 年2〜3冊の出版 10年連続
  • 新作セミナー 毎月2回以上 9年連続

これだけやってるってことは、超ハードワーカーなんでしょ?と思いましたが…なんと、下記もやっているそうです。

  • 睡眠時間 毎日7時間以上
  • 基本、18時以後は働かない
  • 月10本以上の映画鑑賞
  • 月20冊以上の読書
  • 週4〜5回以上のジム通い
  • 月10回以上の飲み会
  • 年30日以上の海外旅行

とんだ働き方改革ですね。羨ましい!なぜ、こんな濃密な時間を過ごせるのか?

それは、1にも2にもアウトプット。アウトプットのやり方を工夫すれば、誰でも自己成長が加速して、計り知れない能力が発揮できるよ、ということです。

「アウトプット」は、大きく3種類に大別される

インプットは「読む」「聞く」の2種類。

アウトプットは「話す」「書く」「行動する」。

この3つを意識的に日々の生活に取り入れていくことが肝心です。

アウトプットについて押さえておくべき重要な点は、以下です。

[box03 title=”アウトプットのポイント”]・インプットでは脳内世界が変わるだけ。アウトプットは「現実世界」が変わる。
・月3冊読書して3冊分アウトプットする人は、月10冊読むだけの人とは成長速度が違う
・アウトプットは「運動」。「意味記憶」から「運動性記憶」になり忘れにくくなる
・短期記憶は2〜4週間で忘れる
・2週間で3回アウトプットすると、「これは重要な情報だ!」と脳が判断して、側頭葉の長期記憶に移動する
・反復すれば、「螺旋階段的に成長」できる
・インプットとアウトプットの黄金比は3:7
・アウトプットには適切なフィードバックが必要[/box03]

 

そしてアウトプットのメリットは6つあります!

  1. 記憶に残る
  2. 行動が変わる
  3. 現実が変わる
  4. 自己成長する
  5. 楽しい
  6. 圧倒的な結果が出る!

うまいごす

個人的には、5番目のメリット「楽しい」というのがすごく意義深いと思います。楽しいからこそ続けられる。そして自分の成長につながるなら、やらねば損!でしょう。

アウトプットのやり方は80通り!

「話す」「書く」「行動する」の3ジャンルで、80通りのアウトプット法が提示されていますが、いくつかご紹介します。

1、話す

まずは最もカンタンなアウトプット。誰かに、昨日あった出来事を話す。これだけです。

ただここでポイントなのは、単純に「事実だけ」話すのではなく、そこに「意見」と「感想」をプラスすると、あなたの話に価値が生まれて、耳を傾けたくなる。これがアウトプット力向上のカギになります。

昨日、話題のタピオカミルクティーの店に行ったよ!
(事実だけになっている)

昨日、話題のタピオカミルクティーの店に行ったよ!(事実)

インスタ映えばかりが話題になりがちだけど、味も美味しかったし、店員さんもテキパキしていて気持ちよかった!(感想)

ブームが過ぎても、ファンは残ると思う!(意見)

 

2、自己紹介する

自己紹介も立派なアウトプットです。よく、「自己紹介が苦手です」という人がいますが、自己紹介は人生で100回以上するわけなので、苦手なら練習しておけばよいのです。
(僕も、苦手ですが…)

自己紹介は、「短いパターン」「長いパターン」があり、それによってしゃべる内容が少し変わります。なので、「30秒」「60秒」の2パターンを用意しておくのがよいでしょう。

記憶に残り、共感される自己紹介のポイントは6つ!

  1. 誰にでも分かるように話す(専門用語を使わない)
  2. 差別化ポイントを盛り込む(相手に覚えてもらうために自分の尖った部分を入れる)
  3. 数字を盛り込む(読書が好きです、でなくて、年間100冊読書します!とか)
  4. ビジョンを盛り込む(自分が何をしたいのか、共感される内容を入れる)
  5. 非言語的コミュニケーションを意識する(笑顔で、前を向いて、大きな声ではっきりと)
  6. 自分らしさを追加する(ここまでできれば完璧!)

 

3、書き込む

本を読みながら、マーカーで線を引いたり、気づいたことをどんどん書き込むのは非常に良いアウトプットになります。

本を「読む」行為はインプットです。ただ「読む」だけでは、記憶に残りづらく、数ヶ月するとほとんど忘れてしまいます。その行為を一瞬でアウトプットに変える方法こそが、「書き込み」をしながら本を読むことなのです!

アンダーラインや書き込みをするべきは、「気付き」の部分。

自分の考えと同じところに引く人が多いですが、それよりは、違和感を感じて、でもこの文章は気になる…というところに線を引く方が、自分を高めてくれる気付きの線になります。

 

4、教える

80のアウトプット法の中で最強の自己成長につながるものがこの「教える」です。

「人に教える」ことを前提に物事を勉強するだけでも、記憶力がアップして学びの効果があがるのです。

ラーニング・ピラミッドというものがあります。人が何かを学ぶとき、どれだけ記憶に残りやすいのか。というものです。

[box03 title=”ラーニング・ピラミッド”]講義:平均記憶率5%
読む:平均記憶率10%
視聴覚教材:平均記憶率20%
実験機材:平均記憶率30%
グループ討論:平均記憶率50%
体験を通した学習:平均記憶率75%
他人に教えた経験:平均記憶率90%[/box03]

人に教えるためには、しっかり理解していないと相手には教えられません。そして、相手に教えていると、フィードバックが帰ってきます。それを元に、また弱点を補強しながら教えていく。この繰り返しをすると、とても高いレベルでのアウトプットができるようになります。

 

…などなど。僕の拙い説明よりは、実際に読んでもらってあなたの成長を加速させる80の方法をぜひ試してもらえればと思います!

『学びを結果に変えるアウトプット大全』樺沢紫苑
単行本(ソフトカバー): 270ページ
出版社: サンクチュアリ出版 (2018/8/3)

『学びを結果に変えるアウトプット大全』に合う曲

少し個人的な趣味になりますが、でんぱ組.incの「でんでんぱっしょん」が合うと勝手に思っています。

なぜか?それは、このグループはとにかく「情報量が多い」んです。でんぱを知ったのは5年ほど前ですが、この曲の怒涛のアウトプットの洪水を聴いて、不覚にもしびれたのを記憶しています。それまで「AKBとかアイドルはちょっと…」と思って敬遠していたんですが、こんなに元気になれるアイドルもいるのか!とそれ以来ハマってしまいました。人それぞれ、きっかけって、あるよね(照)。

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『学びを結果に変えるアウトプット大全』の目次

はじめに

CHAPTER1 アウトプットの基本法則
RULES

アウトプットとは?アウトプットの定義:「現実」はアウトプットでしか変わらない
自己成長とアウトプットの関係:成長曲線は、アウトプットの量で決まる
アウトプットとは「運動」である:体で覚える「運動性記憶」が記憶定着のカギ
アウトプットの基本法則1:2週間に3回使った情報は、長期記憶される
アウトプットの基本法則2:出力と入力のサイクル「成長の螺旋階段」
アウトプットの基本法則3:インプットとアウトプットの黄金比は3:7
アウトプットの基本法則4:アウトプットの結果を見直し、次にいかす
効果的なフィードバックの4つの方法:「成果」を「成長」につなげるためのステップ
アウトプットの6つのメリット:人生が楽しく、豊かなものに変わっていく

CHAPTER2 科学に裏付けられた、伝わる話し方
TALK

01 話す1:昨日の出来事を話すのも、立派なアウトプット
02 話す2:ポジティブな言葉を増やすだけで幸せになれる
03 話す3:悪口はネガティブ人生の始まり
04 伝える1:見た目や態度は、口ほどにものをいう
05 目を見る:目は「想い」や「感情」を伝える饒舌な器官
06 伝える2:柔らかく的確に伝える「クッション話法」
07 挨拶する:挨拶は「あなたを認めています」のサイン
08 雑談する:「長く話す」より「ちょくちょく話す」
09 質問する1:開始前の質問が、学びの方向性を決める
10 質問する2:場の議論を深める「適切な質問」とは
11 依頼する:「ギブ&テイク」より、「ギブ&ギブ」の精神
12 断る1:「本当にやりたいこと」を優先するために
13 断る2:「優先順位」を絶対基準に、即座に判断
14 プレゼンする:緊張を味方につけると、パフォーマンスは上昇
15 議論する:必要なのは、入念な下準備と少しの勇気
16 相談する;気持ちを誰かに話すだけで、心は軽くなる
17 つながる:「強い絆」の15人を濃い関係をつくる
18 ほめる1:「ほめて伸ばす」は理に適っている
19 ほめる2:相手が調子に乗らない、効果的な「ほめ方」
20 叱る1:怒るのは自分のため、叱るのは相手のため
21 叱る2:信頼関係がないと、叱っても逆効果
22 謝る:「謝る」のは「負け」ではない
23 説明する1:「意味記憶」から「エピソード記憶」に変換
24 説明する2:「堂々とした態度」に「裏付け」をプラス
25 打ち明ける:自分の本心を明かすことが、絆につながる
26 自己紹介する:「30秒」「60秒」の2パターンを用意
27 営業する1:「売り込む」のではなく「価値を伝える」
28 営業する2:「価値>価格」が成り立てば商品は売れる
29 感謝する:すべてがうまくいく魔法の言葉「ありがとう」
30 電話する:いざというときに、最強の力を発揮するツール

CHAPTER3 能力を最大限に引き出す書き方
WRITE

31 書く:書けば書くほど、脳が活性化する
32 手で書く:タイピングよりも圧倒的な手書きの効果
33 書き込む:びっしり書き込まれた本は、学びの軌跡
34 書き出す1:頭の中にある情報を、写真のように残す作業
35 落書きする:「記憶力を高める」という驚きの効果
36 書き出す2:脳は、同時に3つのことしか処理できない
37 上手な文章を書く:「たくさん読んで、書く」以外の道はなし
38 速く文章を書く:「設計図」しだいで、文章が3倍速で書ける
39 速く入力する:仕事でパソコンを使うなら必須のスキル
40 TO DO リストを書く:朝イチでやる、1日で最重要な仕事
41 気付きをメモする:アイデアを逃したくなければ、勝負は30秒
42 ひらめく1:リラックスこそが創造を生み出す
43 ぼーっとする:「ぼんやり」が脳の働きを活性化
44 ひらめく2:最高のひらめきに必要な4つのプロセス
45 カードに書く:アイデア出しに欠かせない、100均カード
46 ノートをとる;思考の軌跡は、1冊のノートにすべて残す
47 構想をまとめる:初めは、紙とペンで「アイデア出し」から
48 プレゼンスライドをつくる:パワポを開くのは、構想が固まってから
49 ホワイトボードに書く:意見を出し合う場では最適なツール
50 引用する1:説得力を圧倒的に高める「引用」マジック
51 引用する2:プロが使うツールで、適切な引用元を探す
52 要約する:140字で鍛える「要約力」=「思考力」
53 目標を書く:具体的な「実現する目標」を立てる
54 目標を実現する:目標は脳裏に焼き付け、世間に公言
55 企画書を書く:企画になりそうなネタを日頃からキャッチ
56 絵や図を描く:「言葉で説明」よりも「言葉+絵で説明」
57 メールを送る:朝イチのメールチェック&返信は5分以内
58 楽しく書く:自己成長のための「相棒」に、惜しみなく投資を
59 問題を解く:「暗記」3:「問題集」7が勉強の黄金比

CHAPTER4 圧倒的に結果を出す人の行動力
DO

60 行動する:「自己満足」を「自己成長」に変える
61 続ける:結果を出すための究極の成功法則
62 教える1:自己成長に最も効果のあるアウトプット
63 教える2:探せば見つかり、ないならつくればよい
64 集中する:人間の脳は「マルチタスク」ができない
65 チャレンジする1:チャレンジ無くして自己成長はなし
66 チャレンジする2:「がんばればなんとかなりそう」を繰り返す
67 始める:5分だけがんばって「やる気スイッチ」オン
68 やってみる:トライしなければ、永久に今のまま
69 楽しむ:「楽しい」と記憶力とモチベーションがアップ
70 決断する:「ワクワクするほう」を「5秒で」選ぶ
71 (言葉で)表現する:つらさや苦しさは、吐き出してデトックス
72 完成させる:「30点の完成品」を、時間をかけて磨き上げる
73 率いる:「目標」ではなく「ビジョン」を掲げる
74 笑う:笑顔をつくると、10秒でハッピーになれる
75 泣く:涙にはストレス発散作用がある
76 「怒り」をコントロールする:発散ではなく、上手に受け流すべき感情
77 眠る:結果が出せないのは、睡眠不足のせいかも
78 運動する:1回1時間×週2の有酸素運動が脳を活性化
79 危機管理する:「ヒヤリ・ハット事例」をひとつでも減らす
80 時間管理する:1日15分の「スキマ時間」を活用

CHAPTER5 TRAINING
アウトプット力を高める7つのトレーニング法

その1 日記を書く
カンタンで最高のアウトプット・トレーニング法
その2 健康について記録する
「体重」「気分」「睡眠時間」を毎日記録
その3 読書感想を書く
本を読んだら、必ずその感想を書く
その4 情報発信する
デメリットよりもメリットが圧倒的に多い
その5 SNSに書く
情報発信の第1ステップ「内輪への発信」
その6 ブログを書く
「人気ブロガー」になるための3つの秘訣
その7 趣味について書く
マニア知識をいかして「人を動かす」記事を

おわりに
参考図書
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