教養

『東大名誉教授がおしえる やばい世界史』感想・まとめ|歴史上の人物に親近感湧きすぎ!大人の学び直しの入り口にも最適の一冊

36冊目『東大名誉教授がおしえる やばい世界史』本村凌二

 

歴史を彩る人物たち。戦争、政治、文化、宗教…とても気楽にはできない活動の数々を支えていたのは…

 

自らの“やばい”行為だった?

 

誰しもストレスを抱えたまま生きていくことはできない。どこかで「ガス抜き」する必要があります。歴史の教科書に載るくらいの活動の裏には、過剰すぎるほどのストレスが、ガスが溜まっていたに違いありません。

 

そんな「偉人たちのとてつもないガス抜き」の方法をイラストでわかりやすく紹介してくれるのが本書。きっと、歴史が好きになる。

 

前作『東大教授がおしえる やばい日本史』と合わせて、両方「買い」です。

 

『東大名誉教授がおしえる やばい世界史』本村凌二
単行本(ソフトカバー): 184ページ
出版社: ダイヤモンド社 (2019/7/18)

『東大名誉教授がおしえる やばい世界史』はこんな人にオススメ

・歴史がニガテ
・世界史が特にニガテ
・学び直しがしたい大人
・歴史に興味がある人
・生徒の興味を引きたい教師
・子どもに歴史を好きになってほしい親

 

完璧な人なんて、いない!

基本的には前作『東大教授がおしえる やばい日本史』とコンセプトは同じ。

いかに世界を作り上げた偉人たちであろうと、人は人。ストレスもたまるし、緩むこともある。

 

完璧な人なんて、いない!

 

むしろみんなより、アホかも!

 

その落差を楽しんで、歴史(古代〜現代の世界史)をもっと好きになろうぜ!という本です。

 

そしてまた、現代に生きる人たちへの「無理しなくていいんだよ、ありのままで行こう」と言う優しいメッセージに溢れた一冊でもあります。

 

勉強中の学生にはもちろんおすすめですが、一度勉強を終えた大人が学び直しの一環として読む本としても良いかと思います。

 

歴史上の偉人達の「やばすぎる」エピソード

舞台が世界となったことで、やばいエピソードに拍車がかかるかと思いましたが、やや前作に比べるとぶっ飛びエピソードは少なめに感じました。

 

日本人のやばさが露呈したのかも…

 

おそらく世界史が舞台だとそれなりの偉人をセッティングせざるを得ないので、エピソード重視と言うよりは人重視で選んだからなのかと思います。

 

だとしても、やはりやばい話ばかり。私は基本的にこういう「アホだな〜!」と笑い飛ばしながら読める本、大好きです。

 

個人的に好きなのは、

スピリチュアルにハマって猛毒の水銀を飲む秦の始皇帝

1.3cmも盛る厚化粧で表情が固まるエリザベス1世

道ばたで下半身を出してつかまるルソー

逆らう新聞社をつぶしまくり自分を教科書に登場させるエビータ

辺りがツボでした。

 

読んでみると、意外な人と自分との共通点が見つかって(笑)歴史のことをもっと知ろう!と言う入り口になると思います。

 

前作と合わせるとより楽しめると思います。

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『東大名誉教授がおしえる やばい世界史』の目次

はじめに
世界がどんなに広くても歴史は人でできている
人はすごいとやばいでできている!

第1章 古代 あっちこっちでリーダー誕生の時代
ハンムラビ メソポタミアを統一し法律を作った/ハンムラビ法典はやたら子どもに厳しい
ハトシェプスト 平和な外交でエジプトを発展させた男装の女王/教育ママとしてがんばりすぎ歯周病で死ぬ
ソクラテス 「無知の知」を唱えた哲学者/おしゃべりばかりで働かず妻から水をぶっかけられる
ヘラクレイトス 「万物は流転する」と唱えた哲学者/牛のうんこにまみれて死亡
アレクサンドロス大王 巨大な世界帝国を築いた天才イケメン/親友の太ももに夢中で怒られる
アショーカ やさしい教えでインドを統一する/王になるため兄弟を99人も殺した
始皇帝 12才で王になり中国全土を統一する/スピリチュアルにハマって猛毒の水銀を飲む
クレオパトラ 英雄ふたりを手玉にとったエジプト最後の女王/じつは美人でも若くもなかった
アウグストゥス 病弱だが頭脳でローマ皇帝になる/人の浮気に厳しいけど自分は平気で浮気する
曹操 魏王となった三国時代の切れ者の英雄/「麦を踏んだら殺す!」と部下をおどしたのに自分が真っ先に踏む

第2章 中世 ドンパチ始めた宗教と戦争の時代
ユスティニアヌス 寝ずに働きローマを奪還/アイドルに恋して法律を変えて結婚する
則天武后 クールに仕事をした中国史上ゆいいつの女帝/呪いを信じて猫を飼うのを禁止する
カール大帝 ムキムキパワーで西ヨーロッパを手に入れる/娘を溺愛しすぎて絶対に結婚させない
サラディン 十字軍から聖地をうばい返し敵にも尊敬された英雄/じつは泣き虫で戦いに行きたくなさすぎてダダをこねる
フビライ・ハン 東アジアを征服しグローバル国家・元を築く/日本のうそ情報を教えられてその気になった
ダンテ 叙事詩『神曲』を書きルネサンスの先駆けとなった/フラれた初恋相手への執着心がすごすぎる
李成桂 500年以上続いた朝鮮王朝の初代国王/息子たちがモメすぎて引きこもりになる
ジル・ド・レ ジャンヌ・ダルクを支えてフランスのために戦う/破産して黒魔術にハマる

第3章 近世 世界を変えた大航海の時代
コロンブス 大航海でアメリカに到達した探検家/アメリカをインドと思い込んだまま死ぬ
ミケランジェロ ルネサンス最高の彫刻家であり画家/全裸の壁画を描いて怒られ逆ギレする
バーブル インドにムガル帝国を築いた初代君主/極度のグルメでメロンが好きすぎて泣く
スレイマン大帝 ヨーロッパ制服にチャレンジし地中海を支配/奴隷に夢中になって妻と子を追い出す
エリザベス一世 泥沼の過程で苦労しながらイギリスを大国にする/1.3cmも盛る厚化粧で表情が固まる
ルイ14世 絶対王政で権力をふるい華麗なヴェルサイユ宮殿を作る/おまるにまたがりうんこをしながら命令を出す

第4章 近代 はじけた庶民と革命の時代
ルソー するどい啓蒙思想でフランス革命に影響を与える/道ばたで下半身を出してつかまる
フリードリヒ2世 国民にやさしく他国に厳しくしてドイツ帝国の基礎を作る/女ぎらい、人ぎらいで犬だけを愛する
マリア・テレジア 16人出産しながら国を守った「国母」/お気に入りの子どもだけひいきする
エカテリーナ大帝 夫を倒して皇帝となりロシアを拡大する/イケメンが好きすぎて彼氏にイケメンを探させる
モーツァルト 5才で作曲を始めた天才作曲家/うんことおしりが好きすぎる
ナポレオン 国民に支持されて皇帝になりヨーロッパ統一を目指す/妻の浮気を悲しむ手紙が新聞にのる
リンカン 南北戦争に勝利し黒人奴隷を開放した大統領/「奴隷解放の父」だけど先住民には冷たい
西太后 外国と戦い、中号を47年間支配したゴッドマザー/庭にお金をかけすぎて戦争に負ける
マルクス 共産主義を主張してカリスマになる/金に困ると家族ネタで親友にたかりまくる
エジソン 「発明王」として電灯や映写機などをつぎつぎ事業化/部下の才能をつぶすために大人気ない電流バトルをする

第5章 現代 世界のリーダー争奪戦の時代
ロレンス イギリス人だけどアラブ反乱の英雄になる/ムチで拷問されすぎて気持ちよくなる
ガンジー インドを非暴力で独立させたハイパー指導者/禁欲主義なのに若い女性と添い寝する
チャーチル ヒトラーと戦い世界大戦に勝ったイギリス首相/セレブすぎて貧しい人の気持ちがわからない
ココ・シャネル ファッションで女性を自由にする/お金のためにナチスを手伝う
エビータ 大統領の妻となり女性と貧しい人々を助ける/逆らう新聞社をつぶしまくり自分を教科書に登場させる
キング牧師 人種差別と戦いノーベル平和賞にかがやく/パリピすぎてFBIにおどされる
ジョン・レノン ロックで世界を熱狂させ妻と平和活動を行う/ソロ曲で元メンバーをめちゃくちゃディスる
サッチャー きらわれても厳しい政治をつらぬいた「鉄の女」/国民には厳しいけど息子には激甘の親バカ
レーガン 俳優から大統領になり冷戦終結に力を尽くす/悪ふざけで核戦争を起こしかける
スティーブ・ジョブズ コンピュータをみんなのものにした/ストレスがたまると便器で足を洗う

参考文献

本のことなら《ざっくり庵》

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