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『プレゼンの語彙力 おもしろいほど聞いてもらえる「言い回し」大全』感想とまとめ|100通りの使える表現。ここまで出すかのお得感!

こんにちは。雨の音を聞きながら水を飲むと、雨を飲んでいるような気持ちになり「世界を飲む」なんて言葉を思いつくまでは良いのだけど、次の瞬間「世界を釣る」というパワーワードが想起され、松方弘樹御大がマグロを荒々しく釣り上げる絵が浮かんだが最後、もはや風情なんてものは木っ端微塵に消え去ってしまう右脳迷子(@unoumaigo)です。

25冊目『プレゼンの語彙力 おもしろいほど聞いてもらえる「言い回し」大全』下地寛也

今回は、ビジネスマンの伝える力をグッと引き上げる『プレゼンの語彙力 おもしろいほど聞いてもらえる「言い回し」大全』をご紹介します。パラパラ見るだけでも効果が上がりそうな良書です。

『プレゼンの語彙力 おもしろいほど聞いてもらえる「言い回し」大全』下地寛也
単行本: 224ページ
出版社: KADOKAWA (2019/2/15)

ダイエットの記録(3回め)

  • 体重:70.0kg(スタート時:69.5kg、目標:60kg)
  • 体脂肪:18.5%(スタート時:19.5%)

まだ動き出しができてません。記録はしていきます。体脂肪率はすごく日々前後しますね。測る時間によっても結構違ったりするんでしょうか。体の水分量なんかも影響しそう。

『プレゼンの語彙力 おもしろいほど聞いてもらえる「言い回し」大全』の成分表示

スティーブ・ジョブズはプレゼンの天才とまで言われました。あの立ち回りや話し方など、よほど訓練しないとあの領域には到達できません。

…が、表現の方法は知っておけば、それだけで100倍ジョブズに近づけるのです。むしろそこまでクオリティ高くなくても、「伝わる」表現方法をいくつか身につけておけば、かなりビジネスの場では戦える。

そんなことを楽しく理解させてくれるのが本書です。ほんとに、パラパラ流し読みするだけでも楽しく頭に入ってきますよ。

『プレゼンの語彙力 おもしろいほど聞いてもらえる「言い回し」大全』の要点まとめ

本書の目的→スティーブ・ジョブズの様なプレゼン力を、すべての人に提供する!

本書の目的はずばり、「スティーブ・ジョブズの様なプレゼン力を、すべての人に提供する!」です。

もちろん大前提として、内容を磨くのが一番大事だよと著者の下地寛也さんも釘を刺していますが、プレゼンの言い回しを知っておくことは価値になります。

普通の内容→そこそこ聞いてもらえる

良い内容→もっと聞いてもらえる!

だったら、その伝え方の「型」を詰め込んでおきましょう、ということです。

話の内容≠コミュニケーション能力

→「話の内容」「コミュニケーション能力」の両方を高めれば、2乗の効果がある!!

シンプルで分かりやすい話だと思います。

確かに両方高める必要はあるけど、ハッタリでもいいからまずコミュニケーション能力が高ければ自信もつくし、そうなると結果的にあとから内容もついてくる、ということも実際ある気がします。

ではここから実際に、個人的にいくつか勉強になった言い回しをご紹介します。本書では100通り示されていて、それぞれのページで可愛くて憎たらしいクマのイラストが添えられているので、直感的に理解できますよ。

1:「自信を示す」言い回し

●壮大な敵をライバル視する
→例:「グーグルを一緒にやっつけましょう!」

●勝手に革命を起こす
→例:「これこそ〇〇革命なんです」

●勝手にキング化する
→例:「まさに〇〇の王様です」

●マイ法則をつくる
→例:「これを〇〇の法則と名付けました」

●勝手にセオリー化する
→例:「これがデファクトスタンダード(事実上の標準)です」

●先見性を示す
→例:「私がこれを思いついたのは25年前なんです」

●挑戦的な前フリをする
→例:「私の話に騙されないように聞いてくださいね」

●計画的に脱線する
→例:「ここから少し脱線しますが…」

●その場で取捨選択できる力
→例:「このページはそれほど重要ではないので飛ばします」

●結論をはじめに言う
→例:「結論からいうと、A案です」

2:「興味を引く」言い回し

●いつもの話を裏話にする
→例:「ここだけの話…」

●成功者の共通点をあげる
→例:「勝てる会社の共通点は〇〇」

●失敗する人を残念な人と言う
→例:「残念な人は、大抵〇〇してしまう」

●相手の頭に3つの空箱を置く
→例:「ポイントは3つあります」

●ランキング化する
→例:「トップ10、トップ5…」

●一般論に疑問を呈する
→例:「それが本当に〇〇していると言えるのでしょうか?」

●濃密な話のお得感を出す
→例:「最低3ヶ月かかる内容の要点を30分で伝えます」

3:「驚きを与える」言い回し

●あえて安い方を勧める
→例:「こちらの安い方で機能は十分です」

●買わなくていいと言う
→例:「今日、別に購入しなくていいですよ」

●人気で忙しい雰囲気を出す
→例:「ちょっとお待ち頂く場合もありますが」

4:「納得感を高める」言い回し

●あえて小難しいカタカナを使う
→例:「ではそのエビデンスを示しましょう」

●歴史に置き換えて考える
→例:「明治維新のようなものです」

●ビジネス法則を使う
→例:20:80(パレートの法則)、1つの重大事故の背後に29のヒヤリ、300のハット(ハインリッヒの法則)…

●あえて微妙なパーセンテージを示す
→例:「成功確率は70%ほどです」

●略語をつくる
→例:「略してBIG(バカが一番頑張る)TTP(徹底的にパクる)」

5:「信頼させる」言い回し

●あえてデメリットも伝える
→例:「少しなれるのに時間がかかります」

●普遍的な良さを示す
→例:「流行に流されない価値観」「飽きがこない」「王道」

●例示で安心させる
→具体例が示せるのは、実践している証

●特別な情報だという雰囲気を出す
→例:「これ、ネットを調べても載っていない情報です」

6:「共感を得る」言い回し

●あまり差がないことをポジティブ強めに言う
→例:「神は細部に宿る」

●感謝を忘れない人柄を示す
→例:「ずっと〇〇に感謝していて、まるまるで恩返ししている」

●不遇の過去を乗り越えた経験を語る
→例:「こどもの頃は貧乏で、毎日いじめられた」

●聞き手をイメージの世界に導く
→例:「皆さん、ちょっと想像してください」

●一生モノだと言う
→例:「自転車と同じで、身に付けると一生モノです」

7:「決断を促す」言い回し

●最後にポイントをまとめる
→例:「まとめますね。今日のポイントは…」

●できるまでの時間軸を示す
→例:「1月ほどで当たり前にできるようになります」

●まだ間に合うと言う
→例:「今、始めればまだ間に合います」

●すでにスタートしていると思わせる
→例:「今日の話を聞いただけで、皆さんの変化はもう始まっています」

●一方しか選びようがない選択肢を出す
→例:「努力して成長」or「何もせず成長しない」

●お願いする
→例:「山下さん、ぜひお願いします!」

どうでしょうか。できそうですよね。ぜひビジネスプレゼンの懐刀として手元においておくとよいと思います!

しかしこれを著者の下地寛也さんは実践してこれまでやってきたはずなのに、ここまで舞台裏を明かしてしまって今後の仕事に支障がでないのか、多少心配になるくらい体系的にまとまっています!

『プレゼンの語彙力 おもしろいほど聞いてもらえる「言い回し」大全』下地寛也
単行本: 224ページ
出版社: KADOKAWA (2019/2/15)

『プレゼンの語彙力 おもしろいほど聞いてもらえる「言い回し」大全』に合う推し曲

iPodのCMで一斉を風靡した、JET の「Are You Gonna Be My Girl」を聞きながら、ノリノリでプレゼンの勉強をするのがよいと思います!

『プレゼンの語彙力 おもしろいほど聞いてもらえる「言い回し」大全』の目次

はじめに

第1章「自信を示す」言い回し

001→壮大な敵をライバル視する
002→勝手に革命を起こす
003→勝手にキングにする
004→マイ法則をつくる
005→勝手にセオリー化する
006→先見性を示す
007→時間配分を示す
008→最前列の人に話しかけ、会場を一体化させる
009→挑戦的な前フリをする
010→計画的に脱線する
011→その場で取捨選択できる力を示す
012→あえて聞き手をモヤモヤさせる
013→自分の考えだということを強調する
014→結論をはじめに言う

第2章「興味を引く」言い回し

015→いつもの話を裏話にする
016→しぶしぶお伝えする風で話す
017→秘密・トリックがあるように見せる
018→成功者の共通点をあげる
019→成功と失敗の違いを示す
020→失敗する人ではなく残念な人と言う
021→相手の頭に3つの空箱を置く
022→「課題」「大切なこと」を文頭におく
023→ランキング化する
024→問いを立てる
025→皆が思う疑問を言う
026→一般論に疑問を呈する
027→今日あったエピソードに触れる
028→濃密な話のお得感を出す

第3章「驚きを与える」言い回し

029→あえて安い方を勧める
030→買わなくていいと言う
031→評判を感じさせる
032→人気で忙しい雰囲気を出す
033→数字で具体化する
034→他と比べて際立たせる
035→常識を否定する
036→現状の考えを古く感じさせる
037→過去の変化で未来の変化をイメージさせる
038→思考の大転換を促す
039→得ではなく損に訴えかける
040→自社調査の意外な数値を使う
041→根回しは、もう済んでいると言う

第4章「納得感を高める」言い回し

042→あえて小難しいカタカナを使う
043→歴史に置き換えて考える
044→脳科学用語を使う
045→ビジネス法則を使う
046→有識者の引用で自分の考えを補強する
047→大きな数字から入る
048→ジレンマの関係性を指摘する
049→絶対ではないとあえて言う
050→あえて微妙なパーセンテージを示す
051→現実的な最良案だと思わせる
052→実行の難しさを指摘する
053→目を外に向けさせる
054→目を1つのことに向けさせる
055→短く言い切る
056→ざっくり大枠で概念をつかませる
057→略語をつくる
058→反対の意味の組合せをつくる
059→相手の知っているものに喩える
060→キーワードを手書きする

第5章「信頼させる」言い回し

061→相手の本気度を試す
062→相手の困りごとを指摘する
063→相手の願望とその障害を指摘する
064→あえてデメリットも伝える
065→普遍的な良さを示す
066→例示で安心させる
067→ビフォーアフターを比較する
068→論理+感情の両面を攻める
069→他を落としてお勧めを上げる
070→嫌なことが苦にならなくなると言う
071→他人の変化を使う
072→特別な情報だという雰囲気を出す
073→ライバルとの歴史を語る
074→裏表がないスタンスを示す
075→高い視点から説明する
076→まだ信じてもらっていないことをわかっていると言う

第6章「共感を得る」言い回し

077→論理的に説明できない感覚的なことをカッコよく言う
078→あまり差がないことをポジティブ強めに言う
079→継続する難しさを指摘する
080→感謝を忘れない人柄を示す
081→不遇の過去を乗り越えた経験を語る
082→聞き手をイメージの世界に導く
083→ロングスパンで考えさせる
084→一生モノだと言う
085→曖昧な社会の問題を身近な親族の問題にする
086→本気度を示す
087→ブレイクスルーを実現させる気概を見せる
088→自分の過去の心の動きを語る

第7章「決断を促す」言い回し

089→最後にポイントをまとめる
090→できるまでの時間軸を示す
091→まだ間に合うと言う
092→相手が将来得られる感想を言う
093→早い者勝ちだと伝える
094→すでにスタートしていると思わせる
095→決断を鈍らせる要素を指摘する
096→気になる点をすべてつぶしたことを示す
097→一方しか選びようがない選択肢を示す
098→あなたは頑張っているからその勝ちがあると言う
099→スタートのワクワク感を伝える
100→お願いする

参考文献

『プレゼンの語彙力 おもしろいほど聞いてもらえる「言い回し」大全』の読了時ツイート

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