前田裕二『メモの魔力』感想|他人と圧倒的に差をつける自己分析力とゼロイチ力の源泉(※自己分析1000問表つき)

4冊目『メモの魔力』前田裕二

こんにちは。右脳迷子(@unoumaigo)です。

年明けに読了して、早速日々の生活に好影響を与えてくれている、2019年の幕開けにふさわしいライフハックな熱い一冊をご紹介します。

※追記※

本書編集担当の箕輪厚介さんが、本書の肝である自己分析1,000問表を無料公開されていました!

↓こちらからダウンロードできます。

https://www.dropbox.com/s/0g9bmxagxoclrsx/212-231.pdf?dl=0

この自己分析シートを使って、自分の可能性をどんどん掘り下げていきましょう!

『メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)』前田裕二
単行本: 254ページ
出版社: 幻冬舎 (2018/12/24)

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『メモの魔力』の要点と得られること

他の人と圧倒的な差を付ける「メモの習慣」が身につく!


世の中のほとんど全ての人は、天才じゃありません。
では、なぜ社会での能力の差、学校での学力の差、スポーツでの実力の差が生まれるのか。

それは、「姿勢」と「努力」と「習慣」の差にある、と私は思います。

アイデアマンと呼ばれる人は、日常のどんな些細なことをみても「これは●●に使えるのでは」「▲▲ならこうするな」「■■は◎◎に置き換えられる!」「▼▼って、要するにこうでしょ?」など、普通の人がスルーしてしまうような情報もキャッチして自分のものに変えています。

これは情報を自分のものにしてやろうという、姿勢であり、努力の末の習慣なのだろうと思います。

本書は、この他の人に圧倒的な差をつけるための「メモへの姿勢と習慣」を身につけるバイブル、と言えるでしょう。

文章も難しくありませんし、読みやすく、読後に具体的な行動として結びつきやすい良書です。

『メモの魔力』はどんな人におすすめか

『メモの魔力』は、メモによって何が得られるかを大きく2つに分けています。

なので、おすすめする人も2パターンとなります。

1.自分を見つめ直したい就活生

メモによって得られるものの1つ目は「本当の自分を見つめ直す」ことができる、ということです。

メモを取ることで、

「自分は、何に興味を持っているのか?」

「自分は、これからの人生何をしたいと思っているのか?」

「なぜ、それをしたいと思うのか?」

「自分は何が好きで、何が嫌いなのか?その理由は?」

「要するに自分は、何者なのか?」ということが分かるようになります。そしてそれが明確に言語化できるようになります。

就職活動中、もしくはこれから就活を考えるような人にとっては、そもそも面接官にされそうな質問が事前に想定問答できるわけですから、やらない手はないでしょう。

何より、就活で強いのは「自分が何をしたいのか」「会社に入ったらどう活躍するのか」「現状の問題意識は何か」など、はっきりした芯がある人です。メモを取るだけでこれが身につくというのは大きなアドバンテージです。

そのための、「自分を知るための自己分析1000問」が本書には特別付録としてついています。

著者の前田裕二さんも「全て答える必要はない。勘の良い人なら数十問答えた段階で自分が見えてくるだろう」と言っています。(ですが本気の就活生であれば、全問やってみるくらいの気概があればどんな会社でも入社できると思います。)

2.AIに負けられない全ての社会人

メモを取ることで得られるものの2つ目は「目の前の情報を自分流にアイデアに変えることができるようになる」です。これは非常に大事です。

本書でも触れられていますが、これからはAIに仕事を奪われていく時代です。単純作業やルーティンワークはもちろん、簡単なアイデア出しやマネジメント位であれば、人間は勝てなくなっていくでしょう。

そんな時、人間はどうしたらいいのか?どうやったらAIに負けずに社会で生きていくことができるのか?そこに、『メモの魔力』を味方につける意味があります。

就活時代よりも、社会に出てからの人生の方が圧倒的に長い時間を過ごすことになります。その時間を機械でもできるルーチンワークに捧げるのか、人間としての矜持を見せるのかは、言うまでもない感じがします。

そんな危機感や興味がある社会人の方には、本書はおすすめです。

『メモの魔力』のメモの取り方の考え方

メモはノウハウではなく、姿勢だ

著者の前田裕二さんは、メモについての核心をこう説明しています。

メモは単なる”ノウハウ”ではなく”姿勢”である

深い言葉だと思います。要するに、

メモの技術うんぬんは良いから、まずはどんどんメモを取っていくべき。その圧倒的な量が、いつか質に転化していくから、メモを取り続けることこそが、正義だ。

ということです。本書もメモの取り方について技術的な説明もしっかりされているのですが、それ以上に、姿勢が大事だと言っています。私も、その通りだと思います。

具体的なメモの取り方は「具体」⇒「抽象」⇒「転用」

細かくは本書を読んで欲しいと思いますが、

1.実際の現象を「具体」として事実をメモする

2.その事実は一般的に言うとどんなことなのか?「抽象」化してメモする

3.抽象化したメモは、他の業界や商品、事業などにどう活かせるのか「転用」する

この3ステップがメモの取り方のキモになります。そして、圧倒的に3の転用が大事です。

このステップを意識してメモを取る。この蓄積が将来のメガヒットを生むのだと思います。

そして『メモの魔力』を読むと分かると思いますが、前田裕二さん自身が並ならぬメモの魔力に取り憑かれた人物で、メモに対する熱い想いが伝わってきます。その熱量は、とても気持ちが良いものです。

人生を切り開くコンパスになる本書を、ぜひ読んでみて下さい。

『メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)』前田裕二
単行本: 254ページ
出版社: 幻冬舎 (2018/12/24)

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『メモの魔力』に合う曲

曲というかアルバムになりますが、RADIO HEADの「OK Computer」です。

RADIO HEADは、ロックとデジタル、実と虚を行き来する変わったミュージシャンだと思っていますが、このアルバムあたりから特にその傾向が顕著になりました。

OK Computerというタイトルに、私はトム・ヨークの「OK Computer、そこまでやってくれればいいよ」というデジタルとの共存への自信と不安を感じます。名盤とともに、メモの世界へ。

『メモの魔力』の読了時ツイート

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