自分磨き

柳沢幸雄『自信は「この瞬間」に生まれる』感想|その挫折は意味がある!生きづらい毎日をグンと充実させる2つの処方箋

こんにちは。自信満々で牡蠣を一皿平らげ、しばらくトイレから出れなくなった経験アリのうまいごす(@umaigos)です。

29冊目『自信は「この瞬間」に生まれる』

本書は、「ハーバード大学」で「ベストティーチャー」に選ばれ続けた日本人教授(しかも東大名誉教授でもあり開成中学高校校長でもある)である柳沢幸雄さんが、

 

①:社会人としてどうやって自信を持てばよいのか?

 

②:そして、どうやって自分を高めればよいのか?

 

について「自分」「知識」「結果」「お金」「脳」「空気」「人生」…などの観点から教えてくれる、自分磨きのおすすめの一冊です。

では、本書をその2つの観点から解説していきます。

『自信は「この瞬間」に生まれる』柳沢幸雄
単行本(ソフトカバー): 240ページ
出版社: ダイヤモンド社 (2014/2/21)

①社会人として、どうやって自信を持てばよいのか?

人は、歳を重ねるとともに、「自信」を失っていく生き物なのでしょうか。

幼稚園、小学校、中学校…社会人1年目、社会人2年目…人生経験を重ねていくにつれて、「自信」との向き合い方は変わってきますよね。

自信を失うメカニズム

最初は誰もが「怖いもの知らず」で「自信満々」の小僧です


知識と経験を重ね、少しずつ「自分の身の丈」を知るようになる。


すると、「できることと出来ないこと」の自分なりの尺度が生まれる。


気がつくと、「根拠の無い自信」が持てなくなっている…

確かに、社会に出ると特に「自分の出来なさ加減」にショックを受けることってあるなぁ

賢くなった時、その知識と経験を代償に「自分の尊厳や自信」というものを失っていく。それが人生なのだとしたら、それは悲しむべきことです。そうであってはいけない。

著者の柳沢さんは、この問題について、こう答えています。

「すべての成長は、S字カーブを描く」

努力がなかなか実らない時期がある。そして、努力が実り、一気に成長を感じられる時期がある。このタイミングで、人は自信を得ることができるというのです。

大事なことは、その後一旦成長がまた止まります。そしてまた成長を感じられず、停滞する。でもこの時期での努力が必要。なぜなら、また成長を感じられるタイミングが必ず来るからです。

こう考えると、壁にぶつかっても自信を失わずに「自分の目的地」さえ見失わなければ、きっと努力は報われる。ということです。

壁にぶつかることも一つの成功体験です。

努力の話について、もう一つ柳沢さんが面白いことを指摘しています。「ワインを作るところをイメージしてください」と。

知識を一つ一つ身につけていくと、バラバラだった知識が融合し、渾然一体となる瞬間、まさにワインが熟成する瞬間を経験することができます。

よく、「詰め込み型の教育はよくない」なんて言う人がいるけれど、私はまったくそうは思わない。知識は、できうる限り詰め込んだほうがいいのです。知識がないと化学反応が起きません。ぶどうなしにはワインは作れないわけです。

 

何事にも、量が質に転化する瞬間がある。それを思えば、自信を失わずに世の中頑張っていけそうな気がする!

②どうやって、自分を高めていけばよいのか?

自信は失わなくていい。結果はついてくる。ということはわかりました。

じゃあ、具体的にどうしていけばいいの?

一つ、こんなユニークな勉強法が提示されています。

大人になったら勉強は「幹」と「葉」に分ける

大人(二十歳以上)になると、まとまって勉強に時間を取れなくなっていきます。そうすると、このやり方が有効です。

例えばまず、「葉」を貯め込んでいく作業。

一日5〜10分、細切れの時間に集中します。

  • 1日目「今日は『第二章:商品売買』にある項目『掛けで仕入れた時の仕分け』だけを理解しよう」と決めて、とにかく没頭する。
  • 翌日は『商品の返品があった時の仕分け」に集中する。

こうやって頭の中に「葉」を溜め込んでいきます。

そして「葉」がある程度貯まったら、次に「幹」に取り掛かる。

この作業は詰め込むのではなくて、まとめる作業。これを繰り返していくと、やがて全体の「体系」が見えてきます。この「葉」と「幹」を行ったり来たりして勉強していくと、「覚えた知識」から「使える知識」に昇格していきます。というわけです。

このやり方なら、働きながらでも、自分をステップアップしていける気がする!

そして、これからを生き抜く人に必要な姿勢

自分自身を向上させようと思ったら、ある程度の「競争意識」がなければいけません。

特に現代では、物も余っているし、原動力となる欲望も少ない。働き方改革によって大部分の人は労働時間だけが減って、戦うスキルが身につかない。その余った時間を副業や自分磨きに使う人など、この日本では結構少ないのが現実です。

柳沢さんは本書の中で、暗に日本人に「もっと欲望を持て!」と言っている気がします。

 

「もう歳だから…」と言うのは日本人だけだそうです。

 

どこか、言い訳じみた言葉ですよね。スタートはいつでもいい。「もう歳だから」と言っている20代より、「まだまだイケる」と言っている血気盛んな60代の方が、いいですよね。

お金の話、部下を指導する話、子供を教育する話…色々突き詰めて、結局自分自身をどう磨くべきなのか。結果を出している人の言葉を、素直に飲み込んで明日への第一歩とするのは、結局、結構近道になると思います。

『自信は「この瞬間」に生まれる』柳沢幸雄
単行本(ソフトカバー): 240ページ
出版社: ダイヤモンド社 (2014/2/21)

『自信は「この瞬間」に生まれる』に合う推し曲

自分の欲望に貪欲に生きていく。

そして、知識を詰め込み熟したその葡萄酒で乾杯する…

誰がどう考えても、Rob Zombieの「Dragula」を推すことになるでしょう…

おっと、こちらはドラキュラではなく、ドラギュラでしたね…そんな事、知っている人などごく少数…ククク…ようこそ、ロブ・ゾンビワールドへ…

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『自信は「この瞬間」に生まれる』の目次

はじめに 自信が生まれる瞬間

序章 自信が生まれる瞬間を科学する
すべての成長は「S字カーブ」を描く
「壁にぶつかる」も成功体験
「先の見える苦労」をする
自分の「甲羅の大きさ」を知る
「ハマるもの」に出会えたら、迷わない
知識の「詰め込み」から始める
「コツがつかめる」とは、どういうことか
スランプのない語学学習はない

第1章 自分は「この瞬間」に見えてくる
「自己評価=まわりの評価」が一番幸せ
評価のズレをなくせば、楽になる
自分が「伸びる方向」を見きわめる
負けることで「自分の居場所」が見えてくる
「好きなこと」を「食える仕事」
あえて「基礎」は固めない

第2章 知識は「この瞬間」に身につく
すべての学問には共通する「幹」がある
「一生モノ」の知識はない
二〇歳をすぎたら、丸暗記はやめる
「大人の勉強」は熟読しない
「中学生レベル」を目標にする
「ナナメ読み」の作法
「生きる力」とは、情報を集め見きわめる力

第3章 結果は「この瞬間」についてくる
結果を出すなら、プロセスは関係ない
人生は「先着順」で決めればいい
「不遇の時代」は上手に乗り切る
後悔しないための正しいがんばりかた

第4章 お金は「この瞬間」に活きる
「単なる歯車」の仕事は存在しない
まずは「食える知識」を身につける
「稼ぐに追いつく貧乏なし」
二〇代で「元銭」を作る
自分の「時給」を知っておく
生活レベルは一度、ガクンと下げておく
東大生に一番足らない力とは
チャレンジする時、背水の陣は敷かない

第5章 脳は「この瞬間」に育つ
声が出るのは、頭を働かせている証拠
発言しない人の存在はゼロ
大人への「気配り」は侮辱か
最初に発言すれば、自分の土俵で勝負できる
なぜ、東大生は無口なのか
脳が育つ「2:1の法則」

第6章 伸びる空気は「この瞬間」に生まれる
「褒める」とは価値観を伝えること
日本人が褒めない理由
他人と比べるより、過去の自分と比較する
「背中を見て覚えろ」では育たない
一番やさしい「自信の歯車」を見つける
緊張しないプレゼン術
「聞く耳」を持たせるコツ
「もし、さんまに話を振られたら?」
「わからない」と言う勇気を持つ

第7章 人生は「この瞬間」に楽しくなる
「預金」は三〇代で使い尽くす
「もう歳だから」と言うのは日本人だけ
一〇〇点ではなく、〇点からスタートする
キャリアは「一〇年一サイクル」で考える
マンネリを感じたら、次に進む
仕事は四〇代で花開く
三〇歳をすぎたら「自分らしさ」にこだわらない
社会を動かす二種類の人材
エリートとリーダーの違い
「心地よく生きる」が勝ち

終章 日本は「どの瞬間」に伸びるのか
十八歳の日本人は世界トップレベル
イノベーションは個人の資質からは生まれない
日本人をクリエイティブにする一番の方法
「前例がない」をくつがえす
自信とは「マスタープラン」を描く力
「とりあえず否定」をやめる
一生使える「仮説検証」の力
社会人こそ大学院を活用する

おわりに

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