福田和也『世界の名著見るだけノート』感想|忙しいビジネスマンでも華麗に知ったかできる名著ナビ

10冊目『世界の名著見るだけノート』福田和也

こんにちは。右脳迷子(@unoumaigo)です。

寒かったり暑かったり、鼻出たり出なかったり。右脳も左脳も迷子になっている今日このごろです(困惑)。

今回は、福田和也さん監修『世界の名著見るだけノート』をご紹介します。

『これからのビジネスマンに必要な教養が身につく! 世界の名著見るだけノート』福田和也
単行本: 191ページ
出版社: 宝島社 (2019/1/15)

世界の名著見るだけノート これからのビジネスマンに必要な教養が身につく! [ 福田和也 ]

『世界の名著見るだけノート』について

本書は「2時間で頭に入る!」と銘打たれた、豊富な挿絵とわかりやすい解説で、「哲学」「経営学」「行動経済学」…など様々なテーマに沿ったキーワードの概要が理解できる人気シリーズです。

調べてみたら、「見るだけノート」シリーズは現時点で14タイトルもあるんですね!

大学4年間の経営学見るだけノート [ 平野敦士カール ]
ゼロからはじめる!統計学見るだけノート [ 永野裕之 ]
知識ゼロでも今すぐ使える!ビジネスモデル見るだけノート [ 平野敦士カール ]
お金のしくみ見るだけノート ゼロからはじめる! [ 伊藤亮太 ]
ゼロからはじめる!心理学見るだけノート [ 齊藤勇(心理学) ]
大学4年間の経済学見るだけノート/木暮太一

…などなど。重要なテーマをざっと理解したい、というニーズがいかに高いかが分かります。

『世界の名著見るだけノート』は忙しいビジネスマンのプチ教養になる

本書も他の「見るだけノート」シリーズ同様、100冊以上の世界の名著のあらすじがざっくり理解できる内容となっています。

[box03 title=”掲載されている名著達”]【世界の古典文学】
『オイディプス王』『千夜一夜物語』『神曲』『ロミオとジュリエット』『ドン・キホーテ』『ガリヴァー旅行記』『水滸伝』『紅楼夢』…など

【世界の近現代文学】
『ファウスト』『赤と黒』『モンテ・クリスト伯』『緋文字』『カラマーゾフの兄弟』『阿Q正伝』『星の王子さま』『武器よさらば』…など

【日本の文学】
『古事記』『平家物語』『浮雲』『こころ』『檸檬』『桜の森の満開の下』『人間失格』『金閣寺』『暗夜行路』『野火』…など

【政治経済・ビジネスの名著】
『孫子』『貞観政要』『社会契約論』『マーケティング・マネジメント』『失敗の本質』『7つの習慣』『ビジョナリー・カンパニー』…など

【歴史・哲学の名著】
『形而上学』『史記』『ガリア戦記』『方法序説』『精神現象学』『死に至る病』『ツァラストラはこう言った』『存在と時間』…など[/box03]

…など、世界の古典文学、近現代文学、日本の文学、政治経済・ビジネスの名著、歴史・哲学の名著の5ジャンルに分けて1〜2ページでサクサク読むことができます。

ハードコアな読書好きの方からすれば「ざっくり理解するとは何事だ!」怒られそうですが、名著ナビとしては理解しやすい作りになっていますし、これまで本を読んでこなかった忙しいビジネスマン向けと考えると、ざっくり知っておくことは武器にもなると思います。

この本を読んで得られるメリットは、ビジネスマンとして名著を「知ったか」できるようになる点。これは、なかなかどうして心強い武器になります。

ビジネスの会話において、もちろん本質の深い会話ができるべきなんですが、「その場が乗り切れる」ということもかなり大事で、そのために広く浅く知ったかできるということは処世術の一つです。

昔、異常にモテる知り合いがいて、彼がやっている努力というのが「360度全方位知ったかできる教養」を身につける、というものでした。彼とは全く深い会話はできませんでしたが(笑)。

気になる本が見つかればそれを実際に手に取ればよい話です。じっくり読めば、あらすじとはまた違う感想があって当たり前。より理解も深まって人生の糧になります。

だから読書って、どんな読み方しても本当に裏切らないですよね。

1回目でも、2回目でも、3回目でも楽しめる。

この本が、そんな読書沼の水先案内人にもなってくれたら、読書好きとしては嬉しいです。

みんなこっちの世界においで〜!

『これからのビジネスマンに必要な教養が身につく! 世界の名著見るだけノート』福田和也
単行本: 191ページ
出版社: 宝島社 (2019/1/15)

世界の名著見るだけノート これからのビジネスマンに必要な教養が身につく! [ 福田和也 ]

残り9,990冊/998冊!

『世界の名著見るだけノート』に合う曲

Radiohead の The Tourist なんていいんじゃないでしょうか。本の世界を旅する旅人になって、いつしか深みへ…

『世界の名著見るだけノート』の目次

はじめに

Chapter01 世界の古典文学
01『イリアス』ホメロス
02『オイディプス王』ソフォクレス
03『千夜一夜物語』
04『ニーベルンゲンの歌』
05『神曲』ダンテ・アリギエーリ
06『デカメロン』ジョヴァンニ・ボッカチオ
07『カンタベリー物語』ジェフリー・チョーサー
08『ロミオとジュリエット』ウィリアム・シェイクスピア
09『ヴェニスの商人』ウィリアム・シェイクスピア
10『ハムレット』ウィリアム・シェイクスピア
11『オセロー』ウィリアム・シェイクスピア
12『リア王』ウィリアム・シェイクスピア
13『マクベス』ウィリアム・シェイクスピア
14『ドン・キホーテ』ミゲル・デ・セルバンテス
15『ガリヴァー旅行記』ジョナサン・スウィフト
16『水滸伝』施耐庵、羅貫中
17『三国志演義』羅貫中
18『西遊記』呉承恩
19『紅楼夢』曹雪芹
column01 押さえておきたい世界の伝説
column02 押さえておきたいヨーロッパ近世の名著

Chapter02 世界の近現代文学
01『ファウスト』ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
02『高慢と偏見』ジェイン・オースティン
03『赤と黒』スタンダール
04『アッシャー家の崩壊』エドガー・アラン・ポー
05『検察官』ニコライ・ゴーゴリ
06『クリスマス・キャロル』チャールズ・ディケンズ
07『モンテ・クリスト伯』アレクサンドル・デュマ
08『嵐が丘』エミリー・ブロンテ
09『緋文字』ナサニエル・ホーソーン
10『白鯨』ハーマン・メルヴィル
11『レ・ミゼラブル』ヴィクトル・ユゴー
12『戦争と平和』レフ・トルストイ
13『カラマーゾフの兄弟』フョードル・ドストエフスキー
14『変身』フランツ・カフカ
15『阿Q正伝』魯迅
16『ユリシーズ』ジェイムズ・ジョイス
17『魔の山』トーマス・マン
18『グレート・ギャツビー』F・スコット・フィッツジェラルド
19『失われた時を求めて』マルセル・プルースト
20『響きと怒り』ウィリアム・フォークナー
21『怒りの葡萄』ジョン・スタインベック
22『異邦人』アルベール・カミュ
23『星の王子さま』アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
24『武器よさらば』アーネスト・ヘミングウェイ
25『ドクトル・ジバゴ』ボリス・パステルナーク
26『百年の孤独』ガブリエル・ガルシア=マルケス
column03 押さえておきたいヨーロッパ近現代の名著
column04 押さえておきたい南北アメリカ近現代の名著
column05 もはや古典!SFの名著

Chapter03 日本の文学
01『古事記』稗田阿礼 、太安萬侶
02『源氏物語』紫式部
03『平家物語』信濃前司行長(?)
04『太平記』小島法師(?)
05『浮雲』二葉亭四迷
06『高瀬舟』森鴎外
07『それから』夏目漱石
08『こころ』夏目漱石
09『たけくらべ』樋口一葉
10『鼻』芥川龍之介
11『檸檬』梶井基次郎
12『春琴抄』谷崎潤一郎
13『夜明け前』島崎藤村
14『暗夜行路』志賀直哉
15『雪国』川端康成
16『山月記』中島敦
17『桜の森の満開の下』坂口安吾
18『人間失格』太宰治
19『金閣寺』三島由紀夫
20『黒い雨』井伏鱒二
21『野火』大岡昇平
column06 押さえておきたい和歌集
column07 知っておきたい日本三大随筆
column08 知っておきたい日記文学まとめ読み
column09 押さえておきたい日本の近現代の名著

Chapter04 政治経済・ビジネスの名著
01『孫子』孫武
02『貞観政要』呉兢
03『君主論』ニッコロ・マキャヴェッリ
04『ユートピア』トマス・モア
05『社会契約論』ジャン=ジャック・ルソー
06『国富論』アダム・スミス
07『資本論』カール・マルクス
08『有閑階級の理論』ソースティン・ヴェブレン
09『雇用、利子および貨幣の一般理論』ジョン・メイナード・ケインズ
10『隷属への道』フリードリヒ・ハイエク
11『新訳 現代の経営』ピーター・ドラッカー
12『マーケティング・マネジメント』フィリップ・コトラー
13『新訂 競争の戦略』マイケル・ポーター
14『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』戸部良一、寺本義也、鎌田伸一、杉之尾孝生、村井友秀、野中郁次郎
15『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー
16『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則』ジェイムズ・C・コリンズ、ジェリー・I・ボラス
17『金持ち父さん貧乏父さん』ロバート・キヨサキ
18『チーズはどこへ消えた?』スペンサー・ジョンソン
19『ファスト&スロー』ダニエル・カーネマン
20『21世紀の資本』トマ・ピケティ
column10 知っておきたい科学の名著

Chapter05 歴史・哲学の名著
01『ソクラテスの弁明』プラトン
02『形而上学』アリストテレス
03『ガリア戦記』ユリウス・カエサル
04『史記』司馬遷
05『元朝秘史』
06『方法序説』ルネ・デカルト
07『ローマ帝国衰亡史』エドワード・ギボン
08『純粋理性批判』イマヌエル・カント
09『精神現象学』フリードリヒ・ヘーゲル
10『死に至る病』セーレン・キルケゴール
11『ツァラトゥストラはこう言った』フリードリヒ・ニーチェ
12『幸福論』アラン
13『存在と時間』マルティン・ハイデガー
14『哲学探究』ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン
15『声と現象』ジャック・デリダ
column11 聖書・コーランの世界

巻末特集
教養として押さえておきたい西洋美術史
column12 押さえておきたい日本の芸術を読む
掲載用語索引

『世界の名著見るだけノート』の読了時ツイート

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